観葉植物が垂れ下がる原因は水やり?わかりやすく説明します

観葉植物が垂れ下がる原因は水やり?わかりやすく説明します

『あれこの前買った、クワズイモが垂れ下がって元気がない!?』

ふと気づくと購入した観葉植物が、垂れているような気がして…

なんか元気がないような…なんで垂れ下がってるんだろう…わからない…

なんて疑問を抱いているあなた。

それはもしかしたら、水やりが原因かもしれません!

そして水やり以外にも、植物の元気がなくなってしまう原因は何個もあります。

本記事では、そんな観葉植物が垂れ下がる原因その他の起こりうる原因について説明していきます。

観葉植物が垂れ下がる原因は?

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日々の生活の中でも、観葉植物を飾るという人は多いと思います。

しかしそこで問題になるのが、植物が垂れ下がってしまうことです。その原因について、本項では詳しく解説します。

  • 水やりの問題
  • 水枯れの問題

 

水やりの問題

観葉植物が垂れさがる原因で、最も多いケースとして水やり不足という問題が挙げられます。

理科の授業を、思いだしてみましょう。

植物は、地中の水分を根っこから吸いあげます

根が吸いあげた水は、植物の体を潤しながら、木の幹や茎の中のくだ(道管)を通って、上の葉っぱの方へと上っていきます。

葉にとどいた水は葉脈を通って葉も潤し、葉で蒸発します。(これを蒸散といいます)

人間も汗をかいたり代謝は必要ですよね?

それと一緒で、植物もこの蒸散は生きていくうえで必要なのです。

ですから、水が足りていないと…

葉っぱから幹へと水分不足に陥り、少しづつ垂れ下がってきて元気がなくなってくるというわけです。

これを『水枯れ』といいます。

水枯れの問題

より具体的にすると水枯れは、水が足りなくなり、葉が丸まってしまったり垂れていたりする状態。

どの観葉植物にも同じことが言えますが、基本的な水やりは鉢の中まで乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいにたっぷりとお水をやる。

水やりの基本は『土が完全に乾いたらたっぷりと』です。

鉢底から水が出ないくらいの少量の水やりだと、水が足りなくて萎れてしまう原因になりますので注意しましょう。

また、このあとにでてくる『根詰まり』を起こしてしまっている場合も水枯れを起こしやすい傾向にあります。

あわせて読みたい→【まとめ】観葉植物のその水やり大丈夫?初心者に伝えたい4つの間違い

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観葉植物が垂れ下がる以外にもよくある元気のないとき

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観葉植物は、自然界でよく見かける緑色の美しい植物です。

しかし、時には葉や茎が枯れたり、垂れ下がり、元気がないと感じることがあります。

本項では、観葉植物が元気がないときの代表的な要因について解説します。

  • 日照不足
  • 葉焼け
  • 根腐れ・根詰まり
  • 寒さによるストレス
  • 風通し

 

日照不足

日照不足は、日光が当たりにくい場所や、地下、窓のない場所などでよく起こります。

よく見られる状態として、樹形の崩れ・枝などの間延び・葉っぱが黄色く変色などがあります。

(葉っぱの変色に関しては、他の要因もあります)

改善方法は、シンプルに『日当たりのいいところに移動させる』ことです。

※植物は急な環境の変化を嫌います。1〜2週間間隔をあけて少しづつ場所を変化させていったほうがいいでしょう。

葉焼け

観葉植物を急に、夏などの強い直射日光に当てると、高い確率で『葉焼け』を起こしてしまいます。

日の強さは季節によって違います。

春に大丈夫だったとしても、次の季節の日差しを浴びると葉焼けを起こしてしまうこともあるのです。

『葉焼け』を起こすと、葉っぱの一部が白・黄色のような色に変色します。

一度、葉焼けを起こすともう元に戻らないので、その場合は切るしかないです。

改善方法は、レースカーテン越しの明るい場所や、西日ではなく午前中の日の当たる場所に移動するなど、日差し環境を変えてあげましょう。

根腐れ・根詰まり

先述で水やり不足による水枯れの話がありました。

それとは、逆に水を頻繁にあげすぎると起こるのが『根腐れ』です。

水やりの頻度が多い受け皿に常に水が溜まっているなどにより『根腐れ』に繋がります。

詳しくはこちら→観葉植物の根腐れでもう悩まない!根腐れの原因と対策を解説

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『根詰まり』も根腐れと近しい根の問題で、鉢のなかが根でいっぱいになって十分に水分や養分を吸収できなくなる状態のこと。

そうなったときに必要なのが、植え替えです。植え替えに関しても上記記事にて詳しく解説しています。

寒さによるストレス

観葉植物を育てていくうえでよく耳にするのが…

植物の元々の生息地や環境を知って、その環境に近づけることがベストということ。

観葉植物の大半は熱帯地方に自生しているものが多い。

つまりもともと寒さには、それほど強くない植物がほとんどなのです。

冬場の寒い時期の水やりで、根っこを冷やしてしまうと人間同様に風邪を引いてしまうこともあります。

見られる状態として、葉がまだらに茶色く変色したり、葉を落としてしまうことがあげられます。

改善方法としては、暖房の効いた温かい部屋に移動させましょう。

※窓際も寒くなるので避けた方がいいでしょう。室内の証明だけでも十分に育ちます。

それよりも、寒さに対して気を配る必要があるというわけです。

風通し

風通しが悪いと、乾きにくくなり湿気がたまります。

その結果、根腐れや土カビなどに繋がってしまいます。

洗濯物で考えるとわかりやすいことです。

無風と風が当たるであれば後者のほうが断然乾きやすいことでしょう。

日当たりなどと同様に、風通しが悪いと土が蒸れて根腐れに繋がります。

また、害虫が集まってくる原因にもなります。

そのサインとして、葉っぱの表面がベトベトしているときです。

これは、アブラムシやカイガラムシなど害虫の排世物の汚れです。

その場合は、植物全体を洗ったり拭いてあげまして、その後風通しの良い場所で薬を撒くといいでしょう。

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