読書の魅力は疑似体験?成功者や実業家が口にするその理由

読書の魅力は疑似体験?成功者や実業家が口にするその理由

あなたは、疑似体験と聞いて何を思い浮かべますか?

 

『体験の疑似?』『何かを体験したような感じ?』など。

 

そもそも疑似体験の定義すらもともと曖昧なのかもしれません。

 

疑似体験とは…

 

だれかの立場や境遇に似せた状況を作り、実際にその立場や境遇に置かれたかのような体験をすること。

 

だれかの体験を通じて理解を深める目的で行われる。

 

それこそが今回お伝えする『疑似体験』であり、読書の魅力。

 

そういった内容を、後半部分では実際に実業家や小説家の発言なども交えつつ紹介していきたい。

 

読書には他にも魅力やメリットはありますが、本記事では主に疑似体験を題材に記事を書いています

 

読書での疑似体験ってどういうこと?

出典:pixabay

 

疑似体験とは、だれかの立場や境遇に似せた状況を作り、実際にその立場や境遇に置かれたかのような体験をすること。

 

だれかの体験を通じて理解を深める目的。とはいえ、まだいまいちピンとこないことでしょう。

 

そこで本項では、疑似体験をもう少し具体的に深ぼっていきたいと思います。(下記題材)

 

  • 具体的な疑似体験と成長の繋がり
  • 読書と映像の疑似体験の違い
  • 読書と疑似体験の関係性

 

 

具体的な疑似体験と成長の繋がり

結論からお伝えすると、他の人の経験を自分も追体験して自身も成長するということ。

 

これが読書においての疑似体験であり、魅力ではないだろうか?

 

それでは、なぜその経験をすること大事なのか。少し幼少自体を思い出してみましょう。

 

幼少自体(子供)は知っていることが少なく、実体験で知り得たことで成長していきます。

 

例えばよく聞く話で、次女や次男が姉や兄を見て自分はやらないようにして怒られないようにしたり。

 

言語だって家族やTVなどを、聞いたことをすぐに真似して実体験を通して覚えていったはずです。

 

というように実体験をもとに、成長していくことがご理解いただけると思います。

 

大人になっても同様です。

 

会社や友人、恋人との人間関係。

 

苦く辛い経験をするから人は学び、これからの人生に活かしていくでしょう。

 

これらも全て体験を通して気づき、成長しているのです。

 

読書と映像の疑似体験の違い

疑似体験についてなんとなくは理解できた。

 

『あれ?それって読書で体験できてるの?』あなたはそう思うかもしれません。

 

結論、読書でも疑似体験はできます。

 

それらについて今度は考えていきたいと思います。

 

まず大前提、実体験に勝るものはありません。

 

これが起業家や実業家がよくいう『経験に投資しろ』と言うことにも繋がります。

 

ただ、読書は実体験にとても近しい疑似体験ができると考えられております。

 

ではなぜ読書なのか?ドラマや映画(映像)でもよくないか?あなたはそう感じるかもしれません。

 

読書と映像の決定的な違いは、『スピード感の違い』であると僕は考えます。

 

映像の場合に知り得る知識は、止まらずにそのまま時間と映像が進んでいきます。

 

つまり、『ただ眺めている』ことが圧倒的に多い。

 

それが意味することは、考えたり自分に落とし込んだりできていないということ。

 

読書と疑似体験の関係性

読書の場合は、必然的に考えながら想像しながら知識を得ています。

 

前述にもある通り、スピード感の違いも知識を得れる要因のひとつです。

 

また情報が到達するまでに、ある程度自分で調整することも可能だと思います。

 

少し戻って読んだり、一度止まったりするのは自分次第だからです。

 

知識や情報が到達するまでに、自分でコントロールをすることはできる。

 

その一方で、同時に考えていることはたくさんあり脳内はフル回転。

 

具体的にいうと…

 

文章や言葉・登場人物の発言や動き・情景や景色・著者の思考や登場人物の思考など、あらゆるをことを考察しながら読み進めていきます。

 

これが、必然的に考えながら想像しながら知識を得ているということです。

 

だからこそ読書は自分の経験のように、実体験さながらに体感することができる。

 

これらを踏まえると…

 

読書による疑似体験は、成長に繋がるということは関係があるといえるでしょう。

 

そう考えると、読書が最もコスパのいい自己投資と言われているのも理解できますし、

 

これもよく聞く話ですが、実業家と読書家には関係性があるというのも合点がいきます。

 

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成功者や実業家がいう読書の話で疑似体験しよう

出典:pixabay

 

前述にありますが、成功者や実業家は読書家であることが多い。

 

例えば世界的な経営者たち、ジェフ・ベゾス、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、イーロン・マスク、孫正義、柳井正、マーク・ザッカーバーグなどは相当な読書家であることは有名です。

 

そんなTOPレベルの実業家から、何人かの読書話をご紹介していきます。

 

  • ジェフ・ベゾスの話(Amazon)
  • ビル・ゲイツの話(マイクロソフト)
  • 孫正義の話(ソフトバンク)

 

ジェフ・ベゾスの話(Amazon)

ジェフ・ベゾスも熱烈な読書家の経営者。

 

ベゾスは『自らの発想や成功は本から学んだ教訓のおかげ』とよく語っています。

 

実際に本から得たことを、Amazonの経営にも反映させています。

 

例えば、『ビジネスにはスピードがつきもの。多くの意思決定や行動は可逆的だから広い調査は不要である。

 

計算されたリスクを取ることに価値を置く』という行動原理があります。

 

これはウォルマート創立者であるサム・ウォルトンが『メイド・イン・アメリカ』で語っていた経営ビジョンを参考にしたものだそうです。

 

有名な話で、ベゾスは子供の頃から異常なほどに読書をするので、周囲から心配されるほどだったそうです。

 

ビル・ゲイツの話(マイクロソフト)

ビル・ゲイツは1年間に50冊の本を読むという話をしている。

 

ゲイツ曰く、『学習すればするほど、知識をあてはめられるフレームが広がる』とのこと。

 

ゲイツが語る読書は、知識が広がることによって物事の類似点が見つかっていくと語っています。

 

『これとこれが似ている』と考えることで、物事を簡単に理解できるということ。

 

ゲイツはこう例えています。

 

チェス盤の上で、いろんな駒をランダムに置いて、『この配置を全て記憶しなさい』とチェス棋士に言っても不可能です。

 

なぜなら、チェスの駒の配置というのは、どう物事が進展していくかの『論理』だからです。

 

もっと簡単にいうと、日本語を話せない人に漢字を教えるのと日本語を話せる人に漢字を教えるのでは理解力が全く違うということです。

 

知っていることが多ければ多いほど、新しく理解するハードルも下がっていくということ。

 

ですから、今回紹介している実業家たちはかなり幅広いジャンルの本を読むそうです。

 

孫正義の話(ソフトバンク)

孫正義さんは、起業後に患った肝炎で入院していた3年半の間に、なんと3000冊もの本を読破したそうです。

 

凄まじいですね(笑)

 

孫さんはこの経験を、こう語っています。

 

『この機会は少し体を休め、たくさんの本をじっくり読んで考えてみよと、神様が与えてくださった貴重な時間、試練の場だと思うようになった』

 

なかでも特に、歴史や古典からいい影響を受けたそうです。

 

のちの天下のソフトバンクグループの経営指針や、司令塔としての役割を担う重要なブレインとなったのです。

 

 

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