観葉植物の葉っぱを拭くおすすめ道具3選と葉水後の拭き取りや注意点
観葉植物の葉っぱをきれいに保つためには、適切な道具と正しい方法が重要です。
そこで、葉っぱの美しさや健康を保つための有益な情報を惜しみなくご提供したいと思います。
本記事では、観葉植物の葉を拭くためのおすすめの道具3選と、葉水後の拭き取りや拭く際の注意点を解説。
筆者自身の経験則(資格も所有)と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。
観葉植物の葉っぱをきれいに拭くべき理由
出典:Pexels
観葉植物の葉っぱを定期的に拭くことは、その美しさと健康を維持するために重要です。
そこで本項では、葉っぱをきれいに拭くべき理由やメリットについて簡単に解説します。(下記題材)
- 光合成の促進のため
- 葉面からの栄養補給のため
- 空気の清浄効果のため
- 病気や害虫防止のため
- 葉の美しさを保つため
光合成の促進のため
観葉植物の葉っぱをきれいに拭くことで「光合成が促進」されます。
葉面に付着したほこりや汚れが光の透過を妨げ、葉の光合成効率が低下してしまうためです。
そこで拭くことにより葉表面の汚れを取り除き、光が葉の中に適切に吸収されるようになります。
これにより植物は十分な光エネルギーを取り込み、光合成が効率的に行われ、植物の成長が促進されます。
葉面からの栄養補給のため
観葉植物の葉っぱをきれいに拭くことで、「葉面からの栄養補給が促進」されます。
葉面には微小な気孔があり、そこでは水分や栄養素を吸収する働きがあります。
しかし、汚れやほこりが葉っぱを覆っていると、気孔が詰まり、栄養吸収が阻害されるのです。
定期的な拭き掃除により葉表面を清潔に保つことで、葉面からの栄養吸収をスムーズにし、植物の成長と栄養摂取につながります。
空気の清浄効果のため
観葉植物の葉っぱをきれいに拭くことで、「空気の清浄効果」が高まります。
植物は光合成により、二酸化酸素を吸収し、酸素を放出します。先述のように、葉っぱの汚れはそれらを邪魔します。
定期的な拭き掃除により、葉表面の汚れを取り除き、植物がより効果的に空気を浄化できるようにします。
これにより室内の空気品質が向上し、快適な環境へとつながるでしょう。
病気や害虫防止のため
観葉植物の葉っぱをきれいに拭くことで、「病気や害虫の発生防止」につながります。
汚れた葉は病原菌や害虫の温床となり、植物の健康を脅かします。
拭き掃除により、葉表面の汚れや病原体を除去し、害虫や病気のリスクを低減させるのです。
これにより植物の免疫力を高め、健康な状態を維持することができるでしょう。
葉の美しさを保つため
観葉植物の葉っぱをきれいに拭くことで、言わずもがな「葉の美しさを保ち」ます。
汚れやほこりが葉に付着すると、植物全体がくすんで見える可能性があり、見栄えもよくありません。
きれいに葉っぱを拭くことにより、葉を清潔で輝かせ、植物が魅力的な外観を保つことがでるでしょう。
観葉植物の美しい葉はインテリアの要素としても素晴らしく映え、視覚的な満足感や癒しを与えるはずです。
あわせて読みたい→観葉植物の葉っぱにツヤだしする方法5選!おすすめのスプレーも紹介
観葉植物の葉っぱにツヤだしする方法とは?おすすめのスプレーも紹介観葉植物の葉っぱは、いつもツヤのある状態を維持するのは難しいものです。ですが、時間をかけずに、葉っぱを簡単にツヤだしして、観葉植物を美しく飾ることは可能です。[…]
あわせて読みたい→放置はだめ!?観葉植物の葉っぱのほこりをお手入れする理由と方法
放置はだめ!?観葉植物の葉っぱのほこりをお手入れする理由と方法観葉植物を育てる際に意外と忘れてはいけないのが、葉っぱのほこりをお手入れすることです。放置してしまうと、葉っぱの美しさや健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。[…]
観葉植物の葉っぱを拭くならおすすめの道具3選
観葉植物の葉っぱをきれいに拭くためには、適切な道具を使用することも大事な要素です。
そこで本項では、観葉植物の葉を拭く際におすすめの道具3選を紹介します。(下記)
※ちなみに筆者は雑貨のセレクトショップで販売員の経験もあり、雑貨関連の知識や経験則もあります。
- 抜群のコスパの大人気メーカー「DULTON」
- 使いやすさや扱いやすさなら「マイクロ手袋」
- クオリティライフを求めるなら「ドイツ製羊毛ブラシ」
①抜群のコスパの大人気メーカー「DULTON」
「DULTONのほこり取り」は抜群のコスパを誇る道具です。
ダルトンというメーカは都内を中心に展開されているコスパがよくオシャレなアメリカテイストの人気雑貨店です。
店舗の装飾でよく使われていたり、セレクトショップで買い付けされていたりもしますし、しかもハイクオリティかつロープライスです。
このほこり取りは柔らかいフェザー素材が葉っぱに優しくフィットし、効果的にほこりや汚れを取り除きます。
また手にフィットするミニサイズで扱いやすく、コスパもよく便利なアイテムです。
フェザー素材と手頃な価格が魅力で、観葉植物の葉っぱをきれいに拭くための優れた選択肢でしょう。
②使いやすさや扱いやすさなら「マイクロ手袋」
「マイクロファイバー手袋」は使いやすさや扱いやすさに優れた道具です。
手袋自体がマイクロファイバー素材になっており、手を使って葉っぱを拭くことができます。
特にこれといっておすすめしたいメーカはないので、各々の感覚で選ぶと良いでしょう。
両手を使うことで、細かい部分や複雑な形状の葉にも簡単にアクセスできやりやすさ抜群です。
手に装着するため、細かい動作がしやすいですし、葉っぱ以外のほこりなどあらゆる掃除で活用できるでしょう。
③クオリティライフを求めるなら「ドイツ製山羊毛ブラシ」
ドイツのRedecker社(レデッカー社)のリーフブラシは、観葉植物の葉に積もったホコリを取り、優しく拭くためだけに設計された葉っぱ専用のブラシです。
葉を一枚一枚拭き取るのは手間がかかるし、茎が折れてしまう可能性もあるため、ハタキを使うことも難しいこともあります。
このRedeckerのブラシは、柔らかい山羊毛を使用しているため、葉を傷める心配もありません。
柔らかい毛で優しく葉を掃除することができて、これにより、植物の美しさを保ちながら効果的に埃を取り除くことができるので、すごくおすすめです!
上記の2つの比べると高値ですが、これで植物の美しさが保ち、雑貨映えもしますしいい投資です。
見た目もシンプルで無駄がなくおしゃれですし、あなたのグリーンライフもより豊かになることでしょう。
☑︎観葉植物の大きさなど、選ぶのもいいでしょう。(大きめはブラシ、中くらいは手袋、小さめはハタキなど)
あわせて読みたい→観葉植物の葉の色を濃くするには?必要な肥料や足りてない要素とは
観葉植物の葉の色を濃くするには?必要な肥料や足りてない要素とは観葉植物の葉の色を濃くするには、適切な肥料と栄養素の供給が重要です。健康的で濃い葉を実現するためには、窒素、リン、カリウムなどの栄養素がバランス良く必要となります。[…]
観葉植物の葉水後の拭き取りや拭く際の注意点
出典:Pexels
観葉植物の葉水後の拭き取りや適切な拭き方は、植物の健康と美しさを維持するために重要です。
本項では、葉水後の拭き取りについてと葉っぱを拭く際の注意点について解説します。(下記題材)
- 葉水後に水滴を拭くべき時
- ⚠︎葉っぱに優しい布を扱う
- ⚠︎折れたり傷つけないように
- ⚠︎葉っぱの裏側も拭くべき
葉水後に水滴を拭くべき時
観葉植物の葉水後、水滴を拭くべき時は「夏場の直射日光下や高湿度の環境のケース」です。
水滴が葉面に残ると、太陽光が集光して葉焼けの原因になる可能性があるためです。
また、湿度の高すぎる時は、周辺の蒸れやカビにつながることもあるでしょう。
特に暑い季節や湿度の高い場所では、水滴がレンズのように働き、葉に焦点を絞ってしまいます。
そのため上記のケースでは、葉水後は柔らかい布で葉面の水滴を軽く拭き取ることをおすすめします。
あわせて読みたい→観葉植物の葉水は毎日するべき!?最適な回数について解説!
⚠︎葉っぱに優しい布を扱う
観葉植物の葉水後の拭き取りや拭く際には、葉っぱに優しい布を使用しましょう。
柔らかい素材が適して、先述しているおすすめ3選のようなものを推奨します。
硬い素材やゴワゴワした布は葉を傷つける恐れがあります。
拭く際は優しく葉の表面をなでるように拭き、力を入れすぎないように注意しましょう。
⚠︎折れたり傷つけないように
観葉植物の葉水後の拭き取りや拭く際には、葉を折れたり傷つけたりしないように注意しましょう。
優しい力で葉を拭き、強く引っ張ったり曲げたりしないようにするべきです。
細かい葉や繊細な植物では特に注意が必要で、葉の裏側も拭く際も、慎重に行いましょう。
また、長い葉を拭く場合は、葉の先端から根元に向かって優しく拭くと、葉の損傷を最小限に抑えることができます。
⚠︎葉っぱの裏側も拭くべき
観葉植物の葉水後の拭き取りや拭く際には、葉の裏側も忘れずに拭きましょう。
葉の裏側にはほこりや汚れが溜まりやすく、それが病気や害虫の温床となる可能性があります。
柔らかい布を使って葉の裏側を軽く拭き取り、清潔さを保ちましょう。
裏側の汚れを取り除くことで、植物の健康を保ち、病気や害虫のリスクを低減することができます。
あわせて読みたい→完全版!観葉植物の葉っぱの異変や問題とその対処法を徹底解説
完全版!観葉植物の葉っぱの変色や異変とその対処法を徹底解説観葉植物は、家庭やオフィスなどの空間を彩り、癒しをもたらし人気があります。しかし、観葉植物の葉っぱが変色したり異変や問題を起こし、驚いてしまうことは多々あるでしょう。[…]