必見!読書が苦手でもできるおすすめの読書術とおすすめ本5選!
『読書は苦手で、1ページ目を開いてみると嫌気が…』
なんて嫌悪感を抱いてしまう方もいることでしょう。
僕自身もまさに同じような状況でした。
それでも今では月に10冊は本を読むほどの読書家になった。
一体なぜなのか?
実際の僕の克服体験から、おすすめしたい読書法とおすすめ本をご紹介。
本記事により読書が苦手なあなたにとって、いい気づきや見方が変わるようなきっかけとなれば幸いです。
読書が苦手でもできるおすすめ読書術
それではさっそく、おすすめの読書術と捉え方について気になるところでしょう。
本項では、読書が苦手でもできるおすすめな読書術について解説していきます。(下記題材)
- 本に対してのハードルを下げる
- 興味のある著者を探してみる
- 新しい読書サービスを利用してみる
本に対してのハードルを下げる
本に対してのハードルは限りなく下げましょう。
短い本や、写真や絵が多い雑誌に少し近い本などとにかくこれなら読めそうと感じる本を選びましょう。
例えば、小説であれば短編小説やショートショートなど1つの題が完結するまで短い作品もあります。
まずは読書に対する成功体験を少しずつ増やしていくこと。
『嫌い』や『苦手』という読書に対する偏ったイメージをポジティブなものに変えていくことが必要です。
僕も元々は読書が苦手で、1冊読み切ったときは嬉しくて本って面白い!と感じた瞬間から一気に見方が変わりました。
当時一気読みした本はこちら
興味のある著者を探してみる
人は、尊敬している人や大好きな人の言葉はいつだって格言のように聞こえるものです。
人はそんな生き物だなと感じます。
『卑屈に思う人の言うことは、全て自慢に聞こえる』
『ライバル視している人の言うことは、全てが嫌味に聞こえる』
『好意を抱いている人の言うことは、魔法のように甘く聞こえる』
あなたのことも思い返してみてください。あながち間違ってないですよね?
というようにシンプルに元々ファンや好意を抱いている方が本を出版していれば、その本も読みやすいことでしょう。
例えば、僕はお笑い芸人は元々好きです。実は芸人さんのなかでも本を出している方は多いんです。
太田光さん、オードリー若林さん、ハライチ岩井さん、南海キャンディーズ山里さんなどなど。
俳優さんやタレントの方、スポーツ選手も本を出している方はたくさんいます。
元々好きな人、ファン、興味のある人物の本を読むというのもおすすめできる方法です。
ちなみに、僕はオードリー若林さんのエッセイがすごく好きでもれなく全部読んでます。
新しい読書サービスを利用してみる
とはいえ、やっぱり読書は苦手です…そう感じてしまう方もいることでしょう。
時代の進化と共に、読書の仕方もどんどんアップデートしています。
電子書籍の割合もどんどん増えているのが、昨今の本事情でもあります。
そこで、本サイトでも何度か紹介していることですが、本の要約サービスのフライヤーやナレーターが音読して聞く読書のAmazon audibleなどのサービスはおすすめです。
詳しくはこちら→【秘訣】読書苦手な僕の読書効率が上がり本も好きになったわけ
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読書が苦手な人におすすめしたい本5選!
それではさっそく本項では、読書が苦手なあなたに是非おすすめしたい本をお伝えします。
読みやすさ、わかりやすさ、長さ、面白さなどの部分を総合的にみて5つの本をあらゆるジャンルで紹介します。
- 夜に星を放つ 著:窪美澄
- 社会人大学人見知り学部 著:若林正恭
- アーモンド 著:ソン・ウォンピョン
- コンビニ人間 著:村田沙耶香
- わたしのマトカ 著:片桐はいり
夜に星を放つ 著:窪美澄
あらすじ |
かけがえのない人間関係を失い傷ついた者たちが、再び誰かと心を通わせることができるのかを問いかける短編集。 コロナ禍のさなか、婚活アプリで出会った恋人との関係、30歳を前に早世した双子の妹の彼氏との交流を通して、人が人と別れることの哀しみを描く「真夜中のアボカド」。 学校でいじめを受けている女子中学生と亡くなった母親の幽霊との奇妙な同居生活を描く「真珠星スピカ」 父の再婚相手との微妙な溝を埋められない小学生の寄る辺なさを描く「星の随に」 など、人の心の揺らぎが輝きを放つ五編。 出版社より |
窪美澄さんの最新作、『夜に星を放つ』は、2022年7月20日に行われた第167回直木賞選考会において、直木賞を受賞した作品です。
窪美澄さんは個人的に、『さよならニルヴァーナ』という強烈な作品ですっかり心を掴まれて以来、追いかけている作家さんのひとりです。
今回選んだ『夜に星を放つ』は、5つの短編小説からなる作品。
1つ1つが短めの短編小説は読みやすく、特に『真夜中のアボカド』はコロナを題材にさらた物語なので理解もしやすく面白いと思います。
窪美澄さんの作品は事件やセンセーショナルな問題など辛辣に突っついてくるイメージのある作品が多いイメージがありましたが、この作品は切なさと同時に温かみも感じれる要素もあるように感じました。
短編小説、つい引き込まれてしまう窪美澄さんの作品力、直木賞受賞作品ということで読書が苦手な人におすすめする作品として選びました。
社会人大学人見知り学部 著:若林正恭
あらすじ |
単行本未収録連載100ページ以上! 雑誌『ダ・ヴィンチ』読者支持第一位となったオードリー若林の「社会人」シリーズ。 完全版となって文庫化! 彼が抱える社会との違和感、自意識との戦いの行方は……? 出版社より |
前述してますが『興味のある著者を探す』という観点からもおすすめできるのはオードリー若林さんの作品です。
正直、どの作品も面白いので作品を特定するのは難しかったです。
芸能人などの著書の見どころとして、『普段テレビでは出せないんだろうな』という一面が目一杯見れるところも面白いポイントです。
実際に僕自身、若林さんの作品を見てからより好きになりました。
『社会人人見知り学部』は若林さんが抱いてきた、社会と個(自分)との違和感。
社会と自分の折り合いの付け方などに対する、若林さんの思考や悩みなどが書かれていて、かなり共感の連続でした。
エッセイスタイルで書かれていて、若林さんの話し言葉も感じれるのでとても読みやすいでしょう。
アーモンド 著:ソン・ウォンピョン
あらすじ |
2020年本屋大賞翻訳小説部門第1位! 韓国で40万部突破!13ヵ国で翻訳! 「涙を流さずにはいられない」――全世代の心を打つ、感動と希望の成長物語。 “感情”がわからない少年・ユンジェ。 ばあちゃんは、僕を「かわいい怪物」と呼んだ― 出版社より |
個人的にドハマリしている韓国文学で、2020年の本屋大賞翻訳小説部門も1位。
『アーモンド』は、主人公が生まれつき感情・喜怒哀楽が全くわからない男の子の物語です。
これが面白い。そしてかなり読みやすい。だからこそおすすめしているのもあります。
この主人公の境遇上(感情・喜怒哀楽がわからない)、母親や登場人物が喜怒哀楽を教えたり、訓練をしたり、どうしても説明するような感情を紐解くシーンが多いのです。
それもあってかなり読みやすく感じるというわけです。
物語自体も次の展開が気になるシーンも多く、予想以上の展開が待っていたりドキドキしながら読んだのをよくを覚えています。
この作品は読書が苦手なあなたにとって、小説や本での物語の面白さに気づける作品になるかもしれません。
コンビニ人間 著:村田沙耶香
あらすじ |
「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作。 36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。 日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。 「いらっしゃいませー!!」お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。 ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。 累計92万部突破&20カ国語に翻訳決定。世界各国でベストセラーの話題の書 出版社より |
2016年の芥川賞受賞作品。
僕自身、読書苦手が完全に克服されていない状態でも、面白くて読み切れた作品でした。
なぜなら、意外性というかこの物語が『コンビニ人間』というタイトルでありふれた『普通』を想像して読み始めると、その『普通』が想像していなかった方向へ展開し、別世界にいくような感覚でした。
『普通』や『周囲の常識』について考えさせられるような作品でもあり、芥川賞受賞も納得の秀逸な作品。
作品自体も入り込めるような面白さもあり、150ページ程度の短めな作品(小説は平均300ページ程度が多い)なので読み切りやすい。
芥川賞受賞作品でもありますし、この『コンビニ人間』も読書が苦手な人にはおすすめできるといえます。
わたしのマトカ 著:片桐はいり
あらすじ |
ゴムに塩と砂糖をまぶしたような激しい味の「サルミアッキ」に驚愕。 お互い言葉が通じないトラムの運転手さんの親切に涙、怪しいクラブ「地獄」に果敢に挑戦、フィンランドのおふくろの味に舌鼓……。 旅好きな俳優が、映画の撮影で滞在したフィンランドの日々をユーモアと愛情たっぷりに綴る、人情味溢れる旅の話。 笑えてジンとくる、名エッセイ。 出版社より |
誰もが知っているといっても過言ではない、個性派女優の片桐はいりさんの初めての書籍。
いい意味で文章は初挑戦といった文章なので、かなり読みやすいと思います。ページ数も200ページと少し短め。
『わたしのマトカ』は映画『かもめ食堂』の際に入国したフィンランドのときの出来事を綴られています。
片桐さんの人間味や『らしさ』が溢れるお話で、フィンランドのことも知れる紀行文の要素もあるエッセイなので、読んでいて軽い旅行気分も味わえて楽しいです。
片桐はいりさんや、映画『かもめ食堂』が好きな方は必読といえる内容になっています。
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