読書中に眠くなるのはいいこと?眠くなる理由と状態を解説!
読書中のとある疑問、『気づけばすぐに眠くなる』興味のなさや、難しさを感じると途端に眠気が…あなたはこう思うかもしれません。
なんで眠くなるの?そもそも眠くならない方法ってあるの?長時間本を読みたい!
理由は、脳のメカニズムにあります。つまり、必然的に眠くなっている…はたまた、それはいいことなのか?
本記事では読書中に眠くなるのはいいことなのか?眠くなる理由や考えるべきことを解説していきます。
もちろんエビデンスのある情報なので、冒頭のような疑問を持つあなたの解決に確実に繋がるはずです。
読書中に眠くなるのはいいこと?
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読書中に眠くなるのは結論として、いいことだと思います。
それはなぜなのでしょうか?それでは解説していきましょう。(下記題材)
- 脳を使っているのはいいこと
- 睡眠はかなり重要だからいいこと
- リラックス状態になるのもいいこと
脳を使っているのはいいこと
まず読書をして眠くなるのは、当たり前のことで至って自然ということをお伝えしておきます。
後術もしていきますが…
難しい本を読むと、その苦痛を取り除くために『βエンドルフィン』という物質が分泌されます。
そうすると、眠くなるという脳のメカニズムです。
つまりあなたの脳が、その時その本を難しいと感じているということです。
=頭をよく使っているということでもあります。
読書で頭を使うということが、なぜいいことなのか?
それは、認知力・読解力・思考力・コミュニケーション力などあらゆる部分が鍛えられるからです。
ただその本を難しいと感じるのは、タイミングや状況も関係あると思います。
朝や昼間に読んで眠くならなくても、夜だと眠くなったなんてことを個人的によく経験してます。
それは単純に1日の後半ともなると、脳にも疲労が溜まってきているということでしょう。
睡眠はかなり重要だからいいこと
そもそも寝れることや、睡眠は人生においてかなり重要なことです。
なぜなら睡眠は健康面において、メンタル・フィジカルどちらにとっても必須。
むしろ寝る前に読書をする習慣を作り、その眠くなるを利用するのもいいでしょう。
実は快眠や寝付きや入眠のために、難しい本を勧める精神科医もいるくらいです。
ちなみに、日本人はOECD(経済協力開発機構の38カ国)のなかでもワーストクラスで平均睡眠時間は少ない。(約7時間22分)
そして日本人の約4割が睡眠不足に悩んでいるというのです。
また、睡眠不足が常態化すると、認知症・うつ病・高血圧・糖尿病・がん・肥満などのリスクも高まります。
少し脱線してしまいましたが、そう考えると眠くなること自体、いいことかもしれません。
リラックス状態になるのもいいこと
読書にはストレス解消の効果があります。
読書によりリラックスしたことで、眠くなっている場合もあります。
6分間の読書で、ストレスレベルを68%解消するということ。
※実際にイギリスのサセックス大学の研究で明らかにもなっていることです。
これは、音楽を聞くことやコーヒーを飲むこと、散歩をするなどよりも解消レベルが高い。
それぐらいに読書にはリラックス効果があるのです。
もしリラックスしたことによって、眠くなっているとしたらこれもいいことに感じます。
というように3つの視点から、読書中に眠くなるのはいいことではないかという結論に至ります。
ここまで記述しているように、脳の疲労や本の難しさなどで眠気を感じるのはいいことだと思います。
ただそれとは全く関係なしに、いつでもどこでも常に眠くなるのはまた別の問題があるかもしれません。
例えば過眠症など。心配な方は専門医に相談しましょう。
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読書中に眠くなるのはなぜなのか
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前項では、『読書中に眠くなるのはいいこと』と述べてきました。
ここからは、より詳しく読書中に眠くなる原因や知るべきことについて解説していきます。(下記題材)
- βエンドルフィンという物質と眠気の関係
- レベルに合っていない本だから眠くなる
- ただ単に睡眠不足や疲労の可能性もある
βエンドルフィンという物質と眠気の関係
先述にも少し記載がありますが、読書の眠気と『βエンドルフィン』の関係性について。
そのβエンドルフィンについて、簡単に解説していきます。
(参考文献:厚生労働省、精神科医等のサイト)
エンドルフィンは、脳内で働く神経伝達物質でモルヒネなどと同じような作用をする物質。
エンドルフィンには、α(アルファ)・β(ベータ)・γ(ガンマ)と3つあります。
そのなかでも、βエンドルフィンは苦痛を取り除く際に多く分泌される。
例えば、マラソンなどで苦しい状況が続くと、その苦しみやストレスを軽減させるためにβエンドルフィンが分泌されます。
その効果で徐々に快感を感じて、いわゆる『ランナーズハイ』という状態になるというわけです。
ですから、読書においても自分にとって難しい本を読んでいると脳が苦痛を感じます。
その苦痛を軽減するために、βエンドルフィンが分泌され、徐々に気持ちよくなる。
そうしているうちに眠くなるという脳内の仕組みというわけです。
これも先述していますが、寝付きをよくするためにあえて難しい本を読むというのも効果的ということ。
※興奮するような題材(推理小説など)は読み進めたくなるので逆効果の可能性があります。
レベルに合っていない本だから眠くなる
逆にしっかり読みたいタイミングなのに眠くなってしまうということもあるでしょう。
ここまでの解説を踏まえると、脳が難しいと感じると眠くなるということでした。
つまり、その本が今のあなたにとって難しすぎる可能性があるということです。
とはいえ、脳の疲労により今のタイミングが脳にとっては難しいという場合もあると思います。
こればっかりは、少しづつ脳を鍛えていくことが必要です。
この話に関しては、読書家であり成功者のビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)の話を取り上げたいと思います。
ビル・ゲイツはこんな言葉を残しています。
『学習すればするほど、知識をあてはめられる枠が広がる』
例えば車のマニュアルの免許を取る際に、0の状態とオートマチックの免許がある状態を考えてみてください。
どちらが理解しやすいでしょうか?後者ですよね。
知識が増えれば、新しい知識に対して当てはまることが増えて理解しやすくなるということです。
ですから学べば学ぶほど、難しい本も読めるようになっていく。
これは月に1冊を読まないところから、年間100冊以上読書をするようになった僕自身の経験則としても同じことを思います。
ただ単に睡眠不足や疲労の可能性もある
単純に今のあなたの状態疲れていませんか?ということ。
先述していますが、日本人は世界と比べると睡眠不足の割合が高いです。
ですから、本が難しくて眠くなるというよりもシンプルに寝不足や疲労の可能性。
一度休んでみると、読んでみてまた少し変わるかもしれません。
これを機に睡眠に対してや昼寝などに関して、アップデートするのもいいでしょう。
一般的に昼寝をしていると、『サボり』や『休みすぎ』など誤った価値観があります。
パワーナップという(積極的仮眠)言葉もあって、NASAの実験でも実証されていて、
昼寝や仮眠は、パフォーマンスが向上するという結果もでています。
26分間の仮眠で、認知能力が34%・注意力が54%向上したとのこと。
仮眠を推奨する企業も多く、Apple、Google、Microsoft、Nikeなどでは会社に仮眠スペースがあるそうです。
正直、先述した価値観は古いですし全くエビデンスのない話です。
少し脱線しましたが要するに、疲労や寝不足ならしっかり休むべきで、むしろ効率的です。
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