読書は必要かを考える!読書の魅力と読書のこれからを徹底考察

読書は必要かを考える!読書の魅力と読書のこれからを考察

『読書って必要なの? 』『今の時代、活字って古くない?』『YouTubeとTiktokの方が、簡単だしわかりやすくない?』

 

ショート動画が主流となる昨今。書籍や、テキスト媒体は、これから読まれないのか?本当に意味がないのか?

 

本記事での結論は、冒頭の考えに『いいえ、読書やテキスト媒体は確実に廃れません』と答えます。

 

むしろ、かなりの差ができてくるでしょう。それはなぜなのか?データや市場動向など様々な角度で考察していきたいと思います。

 

筆者の経験則や、書籍やリサーチした情報を絡めてお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

 

 

なぜ読書は必要か?その魅力とは

本, 本棚, 読書, 本棚, 本棚, 本棚, 本棚, 本棚

出典:pixabay

 

  • 読書によって人は成長する魅力
  • 読書による情報格差の改善
  • 読書による仕事と年収の変化

 

 

読書によって人は成長する魅力

読書をすることによって得られることは多々ある。

 

もちろん、人の成長機会として仕事面においても繋がっていくだろう。

 

例えば、コミュニケーション能力やプレゼン能力。

 

一見、人との会話がない読書なだけに繋がりがないように感じるかもしれません。

 

ところが、読書をすることでそれらのスキルアップに繋がる要素は多々あります。

 

なぜなら、読書で『読解力や理解力、語彙力、共感力』が鍛えられるからです。

 

読解力や理解力が鍛えられると、『会話の流れの理解』や『相手の話を理解する力』がつきます。

 

読解力は文章を読むうえで、文脈を読み今後の組み立てやこれまでの組み立てを考えながら、理解しようと努めることで自然と鍛えられるでしょう。

 

これは会話にも似ていて、会話は相手(本)があってはじめて成り立ちます。

 

相手の発言を理解しようとすることで、論点のズレがない良いキャッチボールになり、コミュニケーションやプレゼン力に繋がるでしょう。

 

また語彙力も役立ちます。

 

コミュニケーションにおいてよくあるのが、『何を話していいかわからない』

 

この状況の裏を返せば、知らないことや言葉が多いとそれだけ会話に参加できないということ。

 

知っている言葉や知識があればあるほど、話せる会話も増えますよね?

 

これはお堅い知識だけではありません。

 

本のなかで登場する人物の経験を自分も体感することで、普段出会えない情報と出会うこともできます。

 

例えばこれは僕のよくする話。小説の登場人物の経験を通して、イノシシの狩りの仕方やジビエの調理について少し情報がありました。

 

するとたまたま、仕事の大事な食事会の時に目上の方との会話でジビエ料理の話題があがりました。

 

ここぞとばかりに僕は、イノシシの狩りの仕方や調理のコツの話を披露しました。

 

『なんでそんな詳しい情報知ってるの?』と面白いと思ってもらうきっかけとなったのです。

 

読書は本の内容を疑似体験することで、リアルな情報も増えトーク力もあがります。

 

これは実体験で、『読書でコミュニケーション力は向上する』本当にそう思います。

 

読書による情報格差の改善

これは先述している、語彙力やトーク力の話のつづきです。

 

読書をしない人と比べると、確実に知っていることが増えるということ。

 

その理由は2つあります。それは…

 

読書による疑似体験と、読解力があることで得られる情報が増えるからです。

 

まず読書による疑似体験。

 

これは先述しているイノシシの話しですが、僕は大事な場面で小説で登場した『イノシシの狩りシーン』

 

このシーンを疑似体験したことによって、『君の話し、詳しくて面白いね!』と気に入られました。

 

普段知れないようなことや経験を疑似体験することで、語彙や情報、知識が増えます。

 

そして、読解力によって得られる情報が増えるということ。

 

生きていて触れる情報の中に必ずあるのが、『文章やテキスト媒体の情報』です。

 

ネットニュース、WEB記事、SNS、新聞、本、説明書、契約書、ブログなどたくさんの文の情報があります。

 

この中でも、ネットニュースやSNSなどで少し考えてみましょう。

 

これはかなりの数の人がその状態に陥ってそうですが、見出しまででインプットが終わっているという人。

 

残念ながら情報の本質に辿り着けてません…

 

ぶわーっと活字が並んでいると読むのが嫌になる。正直その時点で得ている情報や知識に差ができています。

 

例えばこんな見出し『入居6回断られ、シングルマザーが直面する住まいの貧困…』

 

これだけ読むと、そうか…シングルマザーで貧困に困っている人がいるのか…までです。

 

この記事を読んでみると、神戸市のNPO法人の取り組みの紹介がされてたり、昨今の空き家率のことであったり、貧困率なども知れたりなどもっとたくさんの情報の記載がありました。

 

大事なのは、ただ読めばいいということではありません。

 

読解力は流し読みではなく、理解して自分でも思考するような力です。できるかできないかで差はかなりあるといえるでしょう。

 

読書による仕事と年収の変化

それでは魅力の最後で、読書によって年収が変わる?という話です。

 

結論からお伝えすると、読書量が多いと年収も高くなるという調査結果が実際にあります。

 

下記画像をご覧ください。(特に1番右の欄)

 

1カ月に読む本の平均冊数と世帯年収の関係/現代人の読書実態調査2009年 財団法人出版文化産業振興財団データよりマイナビが作成

 

年収700万以上から、3冊以上読書する割合が明らかに多くなっていることがわかります。

 

また、年収が低い世帯の0冊の割合も気になるポイントです。

 

この調査以外にも、世界的成功者や起業家も読書を絶対的に勧めています。

 

例えば、昨今世間を騒がしているTwitterを買収したイーロン・マスクさん。

 

マスクさんは、子供の頃は毎日のように10時間以上読書をしていたそうです。

 

その他にも、スティーブジョブス、ジェフ・ベゾス、ビル・ゲイツ、ウォーレンバフェットなども同様です。

 

ここまでの成功者が同じように読書を勧めるのは、読書は確実に有益だからです。

 

しかも本は、そこまで高価なものでもないのです。500円〜2000円程度で購入できます。

 

これが成功者口を揃えて言う、『読書は最もコスパのいい自己投資』たる所以ではないでしょうか。

 

あわせて読みたい→読書の魅力は疑似体験?成功者や実業家が口にするその理由

関連記事

読書の魅力は疑似体験?成功者や実業家が口にするその理由あなたは、疑似体験と聞いて何を思い浮かべますか? 『体験の疑似?』『何かを体験したような感じ?』など。 そもそも疑似体験の定義すら[…]

 

 

読書のこれからを考える

雨, 冬, 秋, その他のコメント, バス停, バス, 手, 本, 読書

出典:pixabay

 

  • 紙媒体から電子媒体への変化
  • 読書文化やテキスト媒体は廃れない?

 

紙媒体から電子媒体への変化

電子書籍市場はここ何年も連続で上がり続けている、右肩上がり市場です。

 

ただ割合としてはマンガや雑誌の割合がとても高く、文芸書や実用書の市場はここ2、3年で下がっている。

 

ちなみに世界的にも電子書籍市場は伸びていて、今後数年も右肩上がりに伸びるのではないかと言われている。

 

そう考えると書籍が盛り上がるという意味では、電子書籍の登場は基本的にはいいことだと個人的には思います。

 

なぜなら、読書をするハードルが下りいい本と出会う可能性があがるから。

 

本サイトでも度々、読書術や読書の魅力を発信している。

 

そのなかでも読書から離れる要因として、自分もそうであったが勝手な思い込みや勘違い(苦手意識、つまらないイメージ等)が多いのではないかと個人的には感じています。

 

そう感じて、それらの思い込みを払拭するべくこうやってコンテンツを作っているわけです。

 

そういった意味でも、電子書籍化してみんなが常に持ち歩いているスマホで読めるようになるのはいいこと。

 

ただその手軽さや読むまでのハードルが下がっても、本の内容自体のハードルは下がらない。

 

しかも昨今は、TiktokやYouTubeやInstagramのリールなどショート動画需要もかなり高まっている。

 

人は情報に対して『簡単さ』や『シンプル』『わかりやすさ』などを求めている。

 

というように、いろんな課題があって文芸書や実用書、ビジネス書は下降気味なのかもしれない。

 

そんな中で注目しているのは、flier(フライヤー)という本の要約サービスです。

 

フライヤーは有識者が本の本質的な部分を選定して、10分程度で読めるように要約されている。

 

ネットニュースを読む感覚で、アプリを使って読めるというサービスです。

 

まさにここまで述べてきた、『簡単さ』『シンプル』などショート動画需要のテキスト版のようなものである。

 

近頃は書店などでもフライヤーと連動したコーナーなども増え、今後の動向が気になるところです。

 

あわせて読みたい→flierの評判!移動時間の読書で効率よく読むのが最新の読書?

関連記事

flierの評判!移動時間の読書で効率よく読むのが最新の読書?唐突ですがあなたは… 通勤や移動時間や休憩中などにどれくらいの時間スマホを見ますか? その時間うまく自分のために使えていま[…]

 

読書文化やテキスト媒体は廃れない?

一方で、大衆的・一般的な流れやトレンドに反して…

 

読書文化やテキスト媒体は確実に廃れないと個人的には考えます。

 

なぜなら、歴史が物語るように歴史上人物や昨今の成功者に読書家はかなり多く、読書にはかなりのメリットがあり成長に繋がるからです。

 

これは身を持って経験してきたことでもあり、メリットがあるのは確実です。

 

(僕自身、本のおかげで飲酒と喫煙の習慣を完全に断つことに成功していたりもする。)

 

とはいえ、大衆的な流れやトレンド的には、ショート動画のようにどんどん簡単でわかりやすい情報を求めていると。

 

そうなってくると…文芸書やビジネス書など本から離れる人と、意識高く自らの学びのために読書する人で分かれていくのではないだろうか?

 

先述でもある年収の差のように、こらからの時代はより、読書をする・しないで『差』がはっきりでてくるのかもしれない。

 

そんなあらゆる角度から、本サイトでは読書に対してコンテンツを多数制作しております。

 

興味のあるあなたには、他の記事も是非読んでいただきたい。

 

あわせて読みたい→読書する人としない人の決定的な差とは?読書から得られる5つのこと

関連記事

読書する人としない人の決定的な差とは?読書から得られる5つのこと『読書するかしないかで、そこまで差なんてないでしょ』なんてことを思っているあなたに問います。 実際…読書するかしないかの差ってどれくらいあるか知っ[…]

 

あわせて読みたい→超有益!読書の効果と得られることを完全網羅!しないと損は本当?

関連記事

超有益!読書の効果と得られることを完全網羅!しないと損は本当?『読書は役に立たない』『読書は時間の無駄』『読んでもどうせ全部は覚えられないから意味ない』 なんてことを、あなたは一度でも思ったこと聞いたことはあり[…]