読書をしても頭に入らないなら気づくべき5つの盲点と対処法

読書をしても頭に入らないなら気づくべき5つの盲点と対処法

『文章を読んでいると、途中から頭に入らなくなる』『気づけば違うことを考えていたり、考えるな!』と思ってもなぜか違うことを考えてしまい、頭に入らない…

 

なんていう疑問や悩みは読書をしているとよくあるかもしれません。

 

改善したり対象法があれば、是非知りたいと思うでしょう。そこには、気づくべき盲点が5つあります。

 

本記事では、読書をしても頭に入らないなら気づくべき盲点とその対象法を解説。

 

冒頭のような悩みを持つあなたにとって、きっと有益な情報になるはずです。

 

読書をしても頭に入らないなら気づくべき5つの盲点

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  • 今のあなたの状況は大丈夫?
  • その本のレベル高くない?
  • あなたの最適な集中環境は?
  • 一語一句、理解して覚えようと思ってない?
  • なぜあなたはその本を読むのか

 

 

今のあなたの状況は大丈夫?

そもそも今、あなたが置かれている状況を考えたい。

 

読書をしても頭に入らないのには理由がある。それは…

 

今あなたは、生活や仕事のことなどの悩みで頭が複雑な状況なのでは?ということです。

 

もしくは単純に疲弊していたり、疲労が溜まっている状態。

 

残念ながら、読書は他のことを考えながらするのが難しい。

 

なぜなら、あらゆる情景や人物像など、考えながら想像しながら読むので頭がフル回転する。

 

余裕やスペースを作るために、大事ではないことを取捨選択する必要はあるかもしれません。

 

そんなあなたには、エッセンシャル思考という考え方がかなりおすすめです。

 

エッセンシャル(本質)な部分に力を注ぎ、無駄や不必要なことをとことん削るという思考法です。

 

読書をするうえでも、人生においても重要な考え方が詰まってます。

その本のレベル高くない?

内容が入らなかったり、集中力がすぐにきれる、眠くなる…

 

それはそもそも、今のあなたの段階でその本は難しすぎる可能性があります。

 

その状態で本を読み、理解することよりも読了することが目的になり流し読みしていたら…

 

残念ながら無駄な時間になるかもしれません。

 

実は難しい本を読むと眠くなるという、脳のメカニズムがあったりもします。

 

精神科医も寝付けないときの入眠の対策で、寝る前に難しい本を読むことを勧める人もいるのです。

 

ですから、理解できずに頭に入ってこないのであれば本のハードルを下げましょう。

 

短い本にしたり、自分の中で簡単な本を選んでみましょう。

 

(本記事の後半部分でも詳しく解説しています)

 

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あなたの最適な集中環境は?

そもそも、今のその環境があなたにとって集中できない場所なのでは?

 

先述した通り、読書をしながら別ことを同時進行で考えるのは難しいです。

 

具体的に例えば、今日の夜の献立を考えながら本を読むことは難しいということです。

 

つまり、できる限り文章以外のことに注意が奪われないようにしたい。

 

それは、視界にはいるものや周囲の音、先述でもある自分の状況などなど。

 

注意が散ることがあればあるほど、逆に集中しようと頭を使うと思います。

 

自然と本の中に入り込めるような環境がベストでしょう。ただ、人によって最適な環境は違うと思います。

 

あなたにとって、自分なりに合う環境を見つけることが重要です。

 

例えば、僕の場合は音楽があるとダメなタイプです。(かなり小さい音なら良い)

 

逆に無音は苦手という方もいるはずです。

 

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一語一句、理解して覚えようと思ってない?

本の内容を全て理解して覚える。

 

それは正直、相当難しいです。特殊能力でもない限り無理だと思います

 

むしろ人は忘れる生き物なので、覚えれないことは至って普通のことです。

 

あなたの読書意欲を否定しているわけではないことをご理解いだたきたいです。

 

むしろこの考え方の方が、楽にリラックスして本を読めるのでいいことでしょう。

 

全てを理解しようと思って本を読むと、かなり集中力を消費しますし疲れます。

 

そうすると結果的に、内容も入らなくなってくるというわけです。

 

ただ、あなたがしたいのが『読書』ではなく『勉強』であれば一語一句理解しようと読むかもしれません。

 

その場合は当然、反復したり復習したり何度も読むことが必要になります。

 

 

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なぜあなたはその本を読むのか

結論から述べると、『あなたがしたい読書をする』『本を読む』ということです。

 

少し先述してますが、『読書』なのか『勉強』なのかで少し意味合いは変わります。

 

もしくは自分の意思は特になく、周囲の声を聞いて勧められた本をなんとなく読んでいるなど。

 

例えば、趣味や娯楽として読書をしたいのに、堅い政治や歴史の本は難しく内容はきっと入ってこないでしょう。

 

また、〇〇さんのエッセイがおすすめ!と言われても、全く興味のない人物だったらそこまで内容が入ってこないかもしれません。

 

それが逆に、自分の大好きな尊敬する芸能人や著名人の本であれば興味は湧くと思います。

 

自分の興味や好み、面白いポイントに当てはまる本は驚くほどにスラスラと一気に読了してしまいます。

 

そういう本に出会ったときに心底嬉しくなりますし、本が大好きになる成功体験だと思います。

 

 

ここまでで、5つの盲点を解説してきました。

内容が頭に入らないのも、集中できないのも何かしら原因はあると思います。

 

本を読むということは、幼少時代から触れてきていること。

その分、大人になっても拭いきれない先入観や勝手な思い込みはとても多いように感じます。

 

ただの勘違いで、読書が『苦手』であったり『難しい』などネガティブなイメージをもつ方も多いでしょう。

そんな方の先入観を払拭するべく、僕自身も読書系のコンテンツを日々制作しているというわけです。

 

 

 

読書をしても頭に入らない時の対処法

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  • 読書の目的や興味、『自分のレベル』を考える
  • 読書の性質を知って、『自分なりの読み方』を考える

 

 

読書の目的や興味、『自分のレベル』を考える

ここでお伝えするのは、本の選び方です。

 

先述にもありますが、『あなたのしたい読書』や『あなたの読みたい本を読む』ということ。

 

あなたが本を読む目的がわかると、興味の矛先や好みなども見えてきます。

 

何個か例を挙げていきたいと思います。

 

・大人の学び直しをしたい→教養系の本(日本史、世界史、経済、金融関連)

・仕事のスキルアップをしたい→ビジネス本や、成功者のエッセイなど

・想像力のUPや楽しい読書→小説やエッセイなど

・自分の知らない世界を知り広げたい→海外文学、海外のエッセイ、歴史や古典など

などなど。ほんの一部ですが目的もチョイスも十人十色です。

 

『自分のレベル』という意味でも、本に慣れていなければ本のハードルは下げましょう。

 

例えば、分厚い本を選ばない・読みやすそうな本を調べる・自分の好きは人の本を探すなど。

 

読了すればするほど楽しさも増しますし、読める本のレベルも上がっていきます。

 

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読書の性質を知って、『自分なりの読み方』を考える

ここでお伝えするのは、自分なりの本の読み方です。

 

先述していますが、あなたにとって最適な環境や状況というのがあると思います。

 

環境面は、読む場所・周りの状況・周りのうるささ・本を読む体勢など色々あります。

 

重要なのは、あなたに合った環境というところです。

 

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そしてあなたの状況も、日によってタイミングによって色んな日があると思います。

 

ここでおすすめしたいのが並行読書です。

 

並行読書は、同時進行で別の本を読み進めていくことです。

 

これは有識者なども、読書術として勧める人もいるような読書法。

 

実際に気分やマインドによって、今にマッチしない本というのはあります。

 

例えば映画やドラマ、音楽なども、気分によって見たいと思ったり思わなかったりするでしょう。

 

これは本の場合も近しいものがあります。特に小説などは同じように作品ですから。

 

無理して1冊集中で読み切ろうとして、乗らない日に 『自分には読めない』と感じる。

 

そうやって勝手な思い込みで、苦手意識ができたりして読書から離れる人もいるでしょう。

 

気分的に読めない本って、個人的には全然あると思います。

 

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