読書に効果がないのは間違い?効果的な読書と意味のない読書
読書に効果がないのは本当でしょうか?
本を開くこと自体が生活にプラスの影響を与えると信じる人も多いですが、果たして効果的な読書と意味のない読書の違いは何でしょうか?
この記事では、より効果的に読書をする方法と、意味のある読書と意味のない読書を見分ける方法を紹介し、読書体験を最大限に活用できるようにしたいと思います。
筆者の経験則や、書籍やリサーチした情報を絡めてお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
読書に効果がないというのは間違いな理由3選
「読書に効果がない」という主張には、いくつかの理由が挙げられますが、それらが本当に妥当なものなのでしょうか?
本項では、読書に効果がないというのは間違いという3つの理由に焦点を当て、それぞれがなぜ誤りであるかを明らかにしていきます。(下記題材)
- 今までにいい本に出会っていないだけ
- 「どうせ忘れる」から意味ないという勘違い
- 読書の効果や成功者に読書が多いのを知らない
今までにいい本に出会っていないだけ
僕の読書体験のなかで、劇的に行動や生き方が変わった瞬間が何個かあります。
中でも記憶の深いものを紹介していきます。
まずは、『飲まない生き方 ソバーキュリアス』という飲酒や断酒、アルコール依存症に関する本です。
僕は元々かなりの酒飲みでした。もう何年も、毎日かかさず絶対飲酒するような習慣。
ところが、僕はこの本に出会ってから考え方が180度変わってお酒を飲まなくなったのです。
証明できることがないのはもどかしいですが、ちなみにこの半年後くらいに同じような方法で禁煙にも成功します。
読書には前述の通り、興味のない部分(ページ)も読了してからハズレだったと思うこともあるのは事実。
ですが、このように生き方・考え方・行動が180度変わり、好転していくという素晴らしい魅力もあったのです。
逆にいうと、読んだことを活かして行動しないと、それこそ時間の無駄になってしまうともいえます。
※前述の通り、時間の経過とともに記憶はうすれていってしまうので。
『気づきや学び』と『行動』はセットにするようにしたいところです。
「どうせ忘れる」から意味ないという勘違い
そもそも、本の内容を全て理解して覚えるなんて…
それは正直、相当難しいことです。特殊能力でもない限り無理だと思います
むしろ人は忘れる生き物なので、覚えれないことは至って普通のことです。
あなたの読書意欲を否定しているわけではないことをご理解いだたきたいです。
むしろこの考え方の方が、楽にリラックスして本を読めるのでいいことでしょう。
全てを理解しようと思って本を読むと、かなり集中力を消費しますし疲れます。
そうすると結果的に、内容も入らなくなってくるというわけです。
ただ、あなたがしたいのが『読書』ではなく『勉強』であれば一語一句理解しようと読むかもしれません。
その場合は当然、反復したり復習したり何度も読むことが必要になります。
詳しくはこちら→読書の内容を忘れるのは普通!知るべき事実と忘れないためには?
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読書の効果や成功者に読書が多いのを知らない
読書が効果的でないというのは、なぜ間違っているのだろう。
数多くの研究により、読書は認知能力に明らかな影響を与え、個人の知的創造的思考プロセスを向上させることが分かっています。
さらに、読書は個人の世界に対する知識を広げ、より有能な世界観を育むのに役立つことが知られています。
興味深いことに、読書と人生の成功には相関関係があるようです。
成功した人は幅広く本を読み、様々なトピックに精通している傾向があります。
本が心を豊かにし、社会に貢献する最も重要なツールであることは事実です。
読書は集中力を必要とするため、細部にこだわり、批判的な思考ができるようになるため、このような効果があると考えられている。
また、読書にはリラックス効果もあり、日常生活のストレスや混乱から解放される。
このように、読書は理解を深め、一歩先を行くための手段であり、成功者に多く見られる理由でもあるのです。
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効果的な読書と意味のない読書について
本を手に取ることは一般的に良いこととされていますが、果たしてその中身によっては、読書が効果的であったり無意味であったりすることがあります。
この記事では、「効果的な読書と意味のない読書」に焦点を当て、どのようにして読書に意味をもたせ、知識や洞察をもたらすか、また逆に何が無駄なのかについて解説していきます。
効果的な読書3つのポイント
効果的な読書には3つのポイントがあります。第一に、集中力と注意力が大切です。
まずは、文章を読み進める前に、その文章の基本を理解するための予習をすることから始めましょう。
また、本文をざっと読んで主要なメッセージを確認したり、ハイライトや注釈などのアクティブリーディングのテクニックを使うなど、効果的に読むための戦略も身につける必要があります。
第二に、優れた読書家は徹底的で、時間と労力をかけてテキスト全体を読み通すことができます。
これは、複雑で微妙なニュアンスを持つ量的・質的データを理解する際に特に重要なことです。
最後に、優れた読書家は、自分が得た情報を常に評価、アウトプットしています。
ただ受動的に情報を受け取るのではなく、一歩立ち止まって情報を振り返ることで、学習と知識の形成が促進されるのです。
最後に、「集中力」「注意力」「評価力」が効果的な読書の3本柱であり、こうした習慣を身につけることが、教材の理解度を高めることにつながることは間違いないだろう。
意味のない読書3つのポイント
様々な資料を調べてみると、無意味な読書には3つのポイントがあることがわかる。
まず第一に、目的なく読むと、読者は通常、目の前のタスクと関係のない部分に過剰な時間を費やすことになる。
このため、読書全体の効率が悪くなり、目的を持って読む場合と比較して、読書時間が長くなってしまう。
次に、目的のない読書では、読者は提示された情報を十分に理解したり、保持したりできない可能性があります。
このため、読書体験の効果が低くなり、理解したことを目の前の課題に生かすことができません。
最後に、おそらく最も重要なことは、目的なしに読んでも、意味のある理解やさらなる学習へのきっかけを得られないということです。
読者は読書から何らかのプレゼンスを得ることができるかもしれないが、それは短命に終わる可能性が高い。
目的のない読書は、望ましい成長を鼓舞することも促すこともできないからである。
以上の3点が、無意味な読書の特徴であり、読者の知的進歩の欠如につながる。
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