観葉植物につく白い虫はなに?出た際にするべきこととその原因とは?

観葉植物につく白い虫はなに?出た際にするべきこととその原因とは?

観葉植物の葉に白い小さな虫を見かけると、なにやら嫌な予感が漂います。

ところで、その観葉植物についている白い虫の正体とは一体何でしょうか?

本記事では、その白い虫の正体に迫りながら、その虫への対処や、原因、予防について解説していきます。

筆者自身の経験則(資格も所有)と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。

観葉植物につく白い虫は主にカイガラムシ!その対策とは

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観葉植物に白い虫が現れるのはおそらく「カイガラムシ」で、この虫は植物に被害を与え、美しい葉を魅せる姿を奪ってしまうことがあります。

そこで本項では、白い虫(カイガラムシ)に焦点を当てて、その対処法を解説していきます。(下記題材)

  • 白い虫の正体カイガラムシとは?
  • 対処法①:なるべく早く直接除去
  • 対処法②:殺虫剤などで対処する
  • 対処法③:一部剪定して取り除く

 

白い虫の正体カイガラムシとは?

カイガラムシは、小さな白い虫で、観葉植物に被害を与える可能性のある害虫の一種です。

主に葉の裏などに付着し、植物から液体を吸って栄養を摂取します。

これが原因で、葉が黄変したり、成長が阻害されるため、発見したら、早めの対策が必要です。

これから後術していきますが、適切な管理と予防策で、植物を健康に保ちましょう。

対処法①:なるべく早く直接除去

カイガラムシに対処するための第一歩は、なるべく早く直接除去することです。

手袋をしして手で虫を取り除くか、柔らかい布などで優しく植物の葉をこすって除去します。

早期発見ができていて、軽度の場合はこれだけで、特に問題もなく解決することが多いです。

ただし、他の植物にも広がっている可能性があるため、隣接する植物も確認し、処理することも必要でしょう。

対処法②:殺虫剤などで対処する

対処法として、市販の殺虫剤などを使って、植物に付着したカイガラムシを駆除します。

注意点は、植物に適した製品を選び、使用前にラベルの指示をよく読むこと。

必要な場合は適切な保護具(手袋など)を着用し、風通しの良い場所などで処理するといいでしょう。

しかし、環境への影響や植物への負担も考慮し、慎重に使用しましょう。

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対処法③:一部剪定して取り除く

対処法として、感染が濃い部分を一部剪定することが有効です。

鋭い剪定ハサミを使い、虫がついている葉や茎を慎重に切り取りましょう。

これにより、感染が更に広がるのを防ぎ、植物は新しい成長にエネルギーを注げます。

剪定後は植物をよく観察し、必要に応じて他の対策も検討しましょう。

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観葉植物につく白い虫(カイガラムシ)の原因と予防

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観葉植物に発生する白い虫(カイガラムシ)は、植物にとって厄介な存在ですが、幸いにも予防策はあります。

本項では、カイガラムシが発生する主な原因と、効果的な予防方法について解説していきます。(下記題材)

  • 原因①:外から付着して繁殖
  • 原因②:高温かつ多湿な環境
  • 予防①:日々拭いてケアする
  • 予防②:加湿環境に注意する
  • 予防③:防虫剤等を活用する

 

原因①:外から付着して繁殖

カイガラムシが観葉植物に現れる主な原因の一つは、外部からの侵入です。

新しい植物を購入した際などは、その植物が虫に感染していないか十分に確認することが大切です。

また、屋外で植物を過ごす場合は、注意が必要で、風や他の昆虫によって虫が運ばれる可能性もあります。

定期的な点検と予防を行い、外部からの感染を最小限に抑えましょう。

原因②:高温かつ多湿な環境

カイガラムシのもう一つの原因は、高温かつ多湿な環境です。

湿度が上がりすぎると、カイガラムシは繁殖しやすくなります。(筆者の経験だと、オーガスタなどは特に発生しやすい)

植物の根元や葉の裏など湿った場所が好きなので、適切な水やりや通気性の良い環境を整えることが重要です。

定期的な換気や、水はけの良い土などを使用することで、湿度のコントロールになり、予防につながります。

予防①:日々拭いてケアする

カイガラムシの予防策として、日々の基本的な植物のケアが重要です。

柔らかい布やスポンジを使って葉裏や茎などを定期的に拭きましょう。

これにより、虫の卵や幼虫を取り除き、感染の初期段階での対応が可能となります。

植物との親密な関係を築きながら、定期的な清掃を欠かさず行うことで、カイガラムシの発生を未然に防ぎましょう。

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予防②:加湿環境に注意する

カイガラムシの予防において、加湿環境に気を付けることも大切です。

湿度が高いと虫が繁殖しやすくなるため、適切な湿度を保つことが重要です。

湿度計を使用して植物の周りの湿度を管理し、必要に応じて換気をして湿度を調整しましょう。

これにより、カイガラムシの発生リスクを低減できます。

\植物の近くに置いておきたい/

予防③:防虫剤等を活用する

カイガラムシの予防には、防虫剤の活用も効果的です。

市販の防虫スプレーや自然由来の防虫剤を植物に定期的に使用することで、虫の侵入や繁殖を防ぎます。

ただし、植物に合った安全な製品を選び、使用方法を守ることが大切です。

これにより、植物を効果的に保護し、健康な状態の維持につながるでしょう。

\土に撒くだけで簡単!/

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