読書嫌いから一転!1年間毎日読書を続けて実感できた7つの効果とは

読書嫌いから一転!1年間毎日読書を続けて実感できた7つの効果とは

読書嫌いだった筆者が、毎日本を読むという1年間の挑戦が人生を変えるきっかけとなりました。

 

1年間毎日読書を続けた結果、驚くべき変化を実感することができております。

 

そこで本記事では、読書の素晴らしさを伝えるために、自身の体験談を通じて7つの効果について紹介します。

 

読書が私の人生にもたらした驚くべき変化について、ぜひご一読ください。

 

1年間毎日読書を続けて実感できた7つの効果とは

読書は私たちの知識や思考を豊かにする素晴らしい習慣です。

 

1年間毎日読書を続けた結果、多くの効果を実感することができ、なかでも、7つの効果が特に目立ちました。

 

本項では、それらの下記効果について詳しくお伝えしていきます。

 

  • 入眠がとてもスムーズになった◎
  • 文脈を読めるようになった◎
  • 常に自分の意見を持つようになった◎
  • 簡単に理解できることが増えた◎
  • 没入によりストレスが減った◎
  • 語彙力のアップ!普段使う言葉が増えた◎
  • 知ること、学ぶことの楽しさに気づけた◎

 

入眠がとてもスムーズになった◎

私の体験談として最も明らかに感じられた効果は、「入眠がとてもスムーズになった」ということです。

 

読書は心をリラックスさせ、日常のストレスを軽減する効果があります。

 

毎晩の読書習慣によって、頭の中の思考や心のざわつきがしずまり、自然と眠りに導かれるようになりました。

 

おそらくこの1年間、寝付きが悪いなという感覚は読書のおかげでほとんどなかったのです。

 

寝る前の読書により、質の高い睡眠を得ることができ、朝起きたときの体調や集中力の向上にもつながってい流ようにも感じます。

 

あわせて読みたい→寝る前の読書がもたらすメリット7選!寝る前にいいってほんと?

 

文脈を読めるようになった◎

私の体験談として特に感じられたのは、「文脈を読めるようになった」ということです。

 

読書により文章の流れや背景を理解する力を養うため、文脈を理解するスキルが向上したように感じます。

 

これによって、日常生活や仕事上での理解力が向上し、情報の本質を見極める力も養われたのです。

 

会話においては、人の表面上意外のことを理解しようと努めたり、ニュースなども見出しに惑わされずその情報の意図や真意、その話の脈を考えれるように成長できました。

 

読書のおかげで、コミュニケーションや情報収集においてより的確な判断ができるようになったと言えるでしょう。

 

常に自分の意見を持つようになった◎

私の体験談としての変化は、「常に自分の意見を持つようになった」ということです。

 

様々なジャンルや著者の考え方に触れることで、自分自身の信念や価値観を深く考える機会を得ることができました。

 

さらに、議論や話の展開を読み解く経験から、客観的に情報を評価し、独自の見解を形成する力も養われました。

 

読書によって自分の知識や思考が豊かになったことで、他人の意見にも敏感になりつつも、自分の考えをしっかりと持つことができるようになったといるでしょう。

 

簡単に理解できることが増えた◎

私の体験談として感じられたのは、「簡単に理解できることが増えた」ということです。

 

読書は知識や情報の蓄積を促し、それによって様々な分野の知識が広がりました。

 

これはビルゲイツも言っていましたが、知識のフレームが広くなればなるほど新たな知識を理解することは簡単になっていくということです。

 

多くの著者や視点からの情報に触れることで、異なるアプローチや視点からの解釈ができるようになり、より包括的な理解が可能になりました。

 

読書は言葉や表現力を豊かにするだけでなく、論理的思考や推論力も養われます。

 

その結果、複雑なテーマや問題にも迅速に取り組むことができ、より簡単に理解できるようになったとうに感じます。

 

没入によりストレスが減った◎

私の体験談として明らかに感じられたのは、「没入によりストレスが減った」ということです。

 

読書は現実から離れ、物語の世界や知識の探求に没頭することができます。

 

この没入状態によって、日常のストレスや心配事から解放されることができました。

 

実際に、イギリスのサセックス大学の研究でも、読書はリラックス効果をもたらし、ストレスホルモンの分泌を抑制すると言われています。

 

このため、心身の緊張が解け、読書の時間が癒しとなり、ストレス軽減に効果的であることを実感しました。

 

あわせて読みたい→読書でストレス解消やリラックス効果を得るのはなぜ?研究で実証済み

 

語彙力のアップ!普段使う言葉が増えた◎

私の体験談としての顕著な変化は、「語彙力がアップし、普段使う言葉が増えた」ということです。

 

読書は豊富な文学作品や情報源から新しい言葉や表現を学ぶ機会を提供してくれます。

 

多様なジャンルや著者の文章に触れることで、語彙が豊かになり、普段の会話や文章表現にも反映されるようになりました。

 

また、複数の言葉や表現の選択肢を持つことで、より適切なニュアンスを伝えることにつながります。

 

読書は言葉の宝庫であり、その恩恵を受けることで日常の表現力が向上して嬉しいです。

 

知ること、学ぶことの楽しさに気づけた◎

私の体験談として感じられたのは、「知ること、学ぶことの楽しさに気づけた」ということです。

 

読書は新しい知識や情報を得る手段であり、その過程で自分自身を成長させることができます。

 

魅力として、物語の人物の経験を擬似体験することで、新たな世界や職種、専門的な話に触れられ学びになることです。

 

その結果、知識の幅が広がり、自分の興味や好奇心に対する理解も深まるように感じます。

 

知ることの楽しさを実感することで、学ぶことが苦にならず、むしろ喜びとなるようになりました。

 

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筆者が読書にハマるきっかけとなった本たち

 

さよなら、ニルヴァーナ/著:窪美澄

タイトルさよなら、ニルヴァーナ
著者著:窪 美澄
刊行年2018年5月10日
発売文春文庫
ページ数443頁
備考☑︎著者渾身の長編小説

☑︎ノンフィクション小説

あの子は、どこから戻れなくなったんだろう──
小説家志望の女と、少年犯罪の加害者・元少年Aとの運命の出会い

東京で働きながら小説家を目指していた今日子は、震災が起こった翌年に夢を諦め、母のすすめで実家に戻る。

妹とその夫、娘との二世帯住宅の生活に倦み疲れながらも、小説を諦めきれない。

そんな中、過去に凶悪犯罪を起こした少年Aが地元にいるという噂を耳にする。
そしてパソコンなどを検索して知った少年Aの姿に急速に惹かれていく。

一方、神戸生まれで、東京に住む十七歳の莢(さや)も、少年Aを崇拝し、「聖地巡礼」と称して事件現場などを訪れていた。

また少年Aに当時七歳の娘を殺された母親は、息子、夫とともに同じ場所にとどまり、一見平穏そうに見える暮らしを送っていたが、教会の人間から、Aのファンの話を聞かされる。

少年犯罪の加害者、被害者遺族、加害者を崇拝した少女、その運命の環の外にたつ女性作家……それぞれの人生が交錯したとき、彼らは何を思い、何を見つけるのか。

引用:Amazon公式

 

この作品は、神戸連続児童殺人事件を題材にしたノンフィクション小説で、窪美澄さんの渾身の作品です。

実際の辛辣な事件が題材なので、読むのが辛くなる場合もあるかもしれません。
ですがこの作品を読んで、テレビや映像、ニュースでは表現仕切れない部分が、本や文章ではできるのだということを初めて気づきました。
また、常軌を逸した人物の内側を覗き想像するということは、自分のキャパを広げる成長機会にもなるようにも感じます。

minimalism/ジョシュア・フィールズ・ミルバーン

タイトルminimalism 30歳からはじめるミニマル・ライフ
著者著:ジョシュア・フィールズ・ミルバーン+ライアン・ニコデマス

訳:吉田俊太郎

刊行年2014年3月25日
発売フィルムアート社
ページ数218頁
備考☑︎世界中が熱狂する2人のエッセイ

☑︎数々のベストセラー著作がある

本書は、都会で暮らしながら、消費や物欲の生き方に別れを告げて、より充足した人生に変えていくための小さなきっかけとちょっとした見方の変え方のヒントをこの「ザ・ミニマリスト」が紹介し、ライフスタイルを提案する本です。

著者二人は、広い家、最新の暮らし、会社での昇進と高い年収を得て、誰もがうらやむ成功を一度はおさめた「勝ち組」。

しかし時間や人間関係に追い立てられてふと立ち止まってみたときに行き詰まりを感じ、
その時にどう生き直すか、という視点で、読者に寄り添いながら、現代的なリアリティを重視して書かれています。

都市生活者が、シンプルな生活に価値を再発見すること。

物質的に満たされても精神的に本当に豊かに生きることとは同義ではないことに気づき始める時に、単に「原点回帰」「断捨離」ということではなく、

無理をしない・背伸びしないで、都市生活者にリアリティのある現在的な、自分らしいシンプルライフを考えるための生き方のヒントと、その「ミニマリズム」という生き方のエッセンスを凝縮させることを目指した1冊です。

引用:Amazon公式

 

このミニマリズムというのは、最小限で生きて大事なことにフォーカスするために、生き方を考えるためのツールのような考え方です。

 

この著者は、地位・名声・富を十分に得ながらも、幸せでもなければ楽しくもないということを悩んでいた2人です。

 

そこで、あらゆることを手放すことを決め、物や人、物事と向き合い、自分の本当に必要なことと向き合い、断捨離していく、そんなエッセイです。

 

当時すごく響いて、この本のおかげで行動も大きく変わり、本には人生を変えるようなきっかけになる魅力があると感じました。

 

菜食主義者/著:ハン・ガン

韓国で最も権威ある文学賞といわれている李箱(イ・サン)文学賞を受賞した女性作家、ハン・ガンの『菜食主義者』。韓国国内では、「これまでハン・ガンが一貫して描いてきた欲望、死、存在論などの問題が、この作品に凝縮され、見事に開花した」と高い評価を得た、ハン・ガンの代表作です。
ごく平凡な女だったはずの妻・ヨンヘが、ある日突然、肉食を拒否し、日に日にやせ細っていく姿を見つめる夫(「菜食主義者」)、妻の妹・ヨンヘを芸術的・性的対象として狂おしいほど求め、あるイメージの虜となってゆく姉の夫(「蒙古斑」)、変わり果てた妹、家を去った夫、幼い息子……脆くも崩れ始めた日常の中で、もがきながら進もうとする姉・インへ(「木の花火」)―3人の目を通して語られる連作小説集

引用:Amazon公式

 

おそらく、小説や文学ではじめて衝撃を受けた作品がこの『菜食主義者』です。

 

この作品を読んで、映像にはない、文を読んで自分で情景を想像するということの凄みに気づきました。

 

人間の書評という、本の感想や書評をするサイトでこの記事も書いているので、ぜひご覧ください。

 

詳しくはこちら→【あらすじあり】菜食主義者を読んでの感想と書評

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