根腐れした観葉植物にみられる症状7選！早期発見するためのポイント
観葉植物の根腐れは、根の健康に深刻な影響を与える問題です。
しかし、早期発見による対策を取ることで、植物を救うことができます。
そこで本記事では、根腐れした植物によく見られる症状7選と、早期発見するためのポイントを解説します。
筆者自身の経験則（資格も所有）と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。
根腐れした観葉植物にみられる症状7選
出典：Pexels
根腐れは観葉植物にとって深刻な問題であり、早期発見が重要です！
そこで本項では、根腐れした観葉植物にみられる症状を7つ解説します。（下記題材）
- 葉が黄色や茶色く変色する
- 枝や茎も変色して元気がない
- 葉が萎れたり落葉する
- 幹部分がブヨブヨになる
- 幹を切っても樹液がでない
- 植物がぐらついて不安定になる
- 新芽も出ないし成長もしてない
葉が黄色や茶色く変色する
根腐れした観葉植物にみられる症状の一つは、葉が黄色や茶色に変色することです。
根が腐ると水や養分の吸収が困難になり、葉に必要な栄養が不足します。
栄養不足の結果、葉の色が黄色や茶色に変化し、健康な緑色から離れてしまうというわけです。
葉の変色は植物が水や養分にストレスを受けているサインです。
根腐れが進行すると、葉はさらに枯れてしまう可能性もあるため、この症状が見られたら、早期の対策と植え替えが必要でしょう。
枝や茎も変色して元気がない
根腐れした観葉植物にみられる症状の一つは、枝や茎も変色して元気がなくなることです。
根が腐っていると、植物の栄養供給が滞り、茎や枝にも影響が及びます。
それにより、枝や茎が元気を失い、褐色や黒ずんだ色（干からびた感じ）に変化していきます。
植物は水や養分の循環を根から茎や枝へと行っていますが、根の機能が低下するとその循環が阻害され、枝や茎の健康も損なわれるのです。
この状態では新しい成長が停止し、植物全体が弱っているため、早期の植え替えや対策が必要でしょう。
葉が萎れたり落葉する
根腐れした観葉植物にみられる症状の一つは、葉が萎れたり落葉することです。
根が腐ると水や養分の吸収が妨げられ、植物は水からのストレスに直面します。
その結果、葉に十分な水分が供給されず、葉がしおれたり黄色くなったりして萎れてしまいます。
根腐れがさらに進行すると、萎れた状態から葉は枯れて落ちていきます。
葉の萎れや落葉は、植物の水分ストレスと根腐れの兆候です。早急な対策と植え替えが必須です。
幹部分がブヨブヨになる
根腐れした観葉植物にみられる症状の一つは、幹部分がブヨブヨと柔くなることです。
根が腐ると水や養分の吸収が阻害され、植物の組織に十分な水分が供給されなくなります。
その結果、幹がしぼんで柔らかくなり、触るとブヨブヨとした、いかにも腐ったような感触になります。
これは植物の組織が健康な状態ではなく、根腐れがかなり進行している証拠です。
幹部分の柔らかさは植物の弱体化を示し、この症状が見られた場合は、今すぐにでも植え替えなどの対策が必要です。
幹を切っても樹液がでない
根腐れした観葉植物にみられる症状の一つは、幹を軽く切っても樹液が出ないことです。
樹液は植物の根から茎や枝へと水や養分を供給する重要な役割を果たしています。
しかし、根腐れが進行すると根の機能が低下し、植物の循環が妨げられ、その結果、幹を軽く切っても樹液が出ないことがあります。
これは根からの水や養分の供給が滞っている兆候であり、植物の健康状態の悪化を示しています。
幹から樹液が出ない場合は、根腐れの進行を考慮し、同様に早期の対策と植え替えが必要です。
植物がぐらついて不安定になる
根腐れした観葉植物にみられる症状の一つは、植物がぐらついて不安定になることです。
根が腐ると植物の根の支持力が低下し、土壌にしっかりと固定されなくなります。
その結果、植物が揺れ動いたりぐらついたりすることがあります。
根腐れが進行すると、植物の根はさらに弱まり、植物全体が不安定になり、ぐらついたり傾いたりする場合は、すでに根腐れの可能性が高いです。
この症状が見られた場合は、同様に早急な対策と植え替えが必要です。
新芽も出ないし成長もしてない
根腐れした観葉植物にみられる症状の一つは、長い間新芽が出ず成長も見られないことです。
根腐れが進行すると、植物の根が弱って水や養分の吸収が妨げられます。
その結果、新しい芽の発芽や成長が停止してしまい、植物が停滞状態に陥ります。（他の要因の場合もあり）
植物は健康な根から栄養を得て成長しますが、根腐れが進行すると根からの栄養供給が滞るのです。
このため、新芽が出ないし成長が見られないという症状が現れます。原因の追求と対策が必要でしょう
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観葉植物の根腐れを早期発見するためのポイント
出典：Pexels
観葉植物の根腐れは、植物の健康状態に悪影響を及ぼす大問題ですが、早期に根腐れを発見し対策を取ることで、植物を救うことができるかもしれません。
そこで本項では、根腐れを早期に発見するためのポイントを解説します。（下記題材）
- 土の湿り気を日々確認する
- 土の表面にカビがないか確認する
- 葉、枝、茎などの確認をする
- 幹の安定感や硬さを確認する
- 腐敗臭やカビ臭さなど確認する
土の湿り気を日々確認する
観葉植物の根腐れを早期発見するためのポイントの一つは、土の湿り具合を日々確認することです。
根腐れは過湿な環境が大きな原因のうちの一つです。
土の表面が乾いているかどうか、指で直接触れたりして湿り具合を確かめることが重要です。
過剰な水やりは根腐れを引き起こす可能性があるため、土の乾きは常に気にしないといけません。
定期的に土の湿り具合を確認し、適切な水やりを行うことで、根腐れの早期発見と予防につながります。
あわせて読みたい→観葉植物の土が乾かないし水はけも悪いのはなぜ？原因と対処法とは
土の表面にカビがないか確認する
観葉植物の根腐れを早期発見するためのポイントの一つは、土の表面にカビがないか確認することです。
カビは過湿な環境で繁殖しやすく、根腐れの兆候として現れることがあります。
土の表面に白いカビや黒い斑点が見られる場合は、湿度が高すぎる可能性があり、＝根腐れの可能性ありです。
また、カビの匂いも異常な場合はその兆候ありです。
定期的に土の表面を確認し、カビの発生のチェックをすることで、根腐れの早期発見と対策になるでしょう。
あわせて読みたい→観葉植物の土のカビ問題を解決！その原因と対策や防止、予防策を網羅
葉、枝、茎などの確認をする
観葉植物の根腐れを早期発見するためのポイントの一つは、葉、枝、茎などの確認をすることです。
根腐れが進行すると植物全体に影響が及びます。
先述の通り、葉が黄色や茶色に変色したり、枯れたり、萎れたりと兆候が現れます。
これらの症状が見られた場合は、根腐れの可能性が高いです。
異常な変化があれば早急な対策を取ることと、発見が遅れたら植え替えなど早急な対策も必要になるでしょう。
幹の安定感や硬さを確認する
観葉植物の根腐れを早期発見するためのポイントの一つは、幹の安定感や硬さを確認することです。
根腐れが進行すると、植物の根の支持力が低下し、幹が不安定になることがあります。
触ってみて幹が柔らかくぐらついたり、しぼんだりする場合はすでの根腐れしてる可能性が高いでしょう。
また、通常よりも幹が柔らかくなっていたり、変色していたりする場合も注意が必要です。
定期的に植物の幹を確認し、根腐れの危険サインを早期に発見することが大事になります。
腐敗臭やカビ臭さなど確認する
観葉植物の根腐れを早期発見するためのポイントの一つは、腐敗臭やカビ臭などの異臭を確認することです。
根腐れが進行すると、腐敗した根やカビが発生することがあります。
土壌や鉢の周りに異臭やカビ臭が漂っている場合、根腐れの兆候として注意が必要です。
特に湿度が高く、通気が悪い環境では異臭がより顕著になります。
定期的に植物周辺のにおいを確認し、異臭があれば根腐れの早期発見と対策を行いましょう。
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