観葉植物の水やりが少ないと枯れる?水切れの兆候とおすすめ植物を紹介
観葉植物を健康に育てるためには、過不足のない適切な水やりが不可欠でしょう。
本題である、水の不足は、植物の生命や美しさに悪い影響を及ぼす可能性さえあります。
そこで本記事では、水不足が引き起こす問題や水不足の兆候、また乾燥に強いおすすめの植物についても解説します。
筆者自身の経験則(資格も所有)と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。
観葉植物の水やりが少ないとどうなる?
出典:Pexels
観葉植物の水やりは、その健康と美しさを保つために欠かせない要素で、特に水不足は、悪影響を及ぼす可能性があります。
本項では、水やりが少ないとどうなる?という疑問に対して、具体的に起こりうることを解説します。(下記題材)
- 栄養不足になり枯れる
- 成長が止まって枯れる
- 見た目がくずれ枯れる
- どんどん縮小し枯れる
栄養不足になり枯れる
観葉植物の水やりが不足すると、根からの水分吸収や栄養が吸収できなくなり、最後は枯れます。
これらにより植物は栄養不足に陥り、葉が黄変したり、成長が停止したりするのです。
根まで乾燥すると根自体もどんどん弱っていい、最終的には枯れてしまう可能性が高まります。
水やりの適切なバランスを保つことで、植物の健康を維持し、枯れを防ぎましょう。
成長が止まって枯れる
観葉植物の水やりが足りないと、植物は必要な水分と栄養を十分に得られず、成長が鈍化し、徐々に枯れていきます。
新しい葉や芽が出づらくなり成長は止まり、既存の葉はしおれて茶色く変色し始めます。
水不足により根も健康を失い、根からの水分吸収が難しくなります。
この状態が続くと、植物は成長を停止し、最終的には枯れてしまう可能性が高まるというわけです。
見た目がくずれ枯れる
観葉植物の水やりが不足すると、葉が萎れてくずれ、色褪せたり変色したりして、枯れていきます。
植物は水を通じて栄養を吸収し、成長と健康を保っていますが、水不足により根からの栄養供給が減少します。
その結果、見た目が良くない状態になり、最終的には葉が枯れ、根が枯れてしまうことがあります。
適切な水やりによって植物を元気に保ち、美しい姿を維持しましょう。
どんどん縮小し枯れる
観葉植物の水やりが不足すると、根からの水分吸収が途絶え、葉が萎れたり、落葉したりして小さくなります。
水は植物の成長と栄養供給に不可欠で、不足すると根が衰弱し、次第に植物全体が縮小し、枯れていくのです。
適切な水やりで植物の健康を守り、元気な状態を保ちましょう。
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観葉植物が水切れしそうな時の兆候やサイン
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観葉植物の水やりは、健康な成長に欠かせない要素ですが、忙しい日々や気温の変化などで水不足になることがあるでしょう。
そこで本項では、早期発見のために植物水切れしそうな時の兆候やサインについて解説します。(下記題材)
- 葉が下を向いたり萎れる
- 落葉したり変色していく
- 葉や幹の触る感覚が違う
- 土が硬くなって乾燥する
葉が下を向いたり萎れる
観葉植物の「葉が下を向いたり萎れる」のは、水切れのサインです。
根からの水分が足りないため、葉の細胞が失われてしまい、通常の張りや色が失われていきます。
水分不足は葉の組織に必要な栄養素の移動を妨げ、植物全体のバランスを乱すのです。
適切な水やりで根から水分を供給し、植物の健康を維持しましょう。
落葉したり変色していく
観葉植物の「葉が落葉したり変色したりする」のは、水不足の兆候になります。
根からの水分吸収が足りないため、葉の形成に必要な栄養を失い、色が変わったり枯れていくのです。
葉は水を通じて栄養を吸収し、健康を保つため、水不足は植物のバランスを崩し、最終的には落葉し枯れにつながります。
適切な水やりで根から水分を供給し、葉の健康と美しさを守りましょう。
葉や幹の触る感覚が違う
観葉植物が水切れしそうなとき、「葉や幹の触感」がいつもと違うように感じるはずです。
水不足により細胞が収縮し、葉や茎が通常よりも硬く、乾燥している感触になります。
水不足は植物の細胞構造を崩し、触れたときの柔軟さや張りが減少していくのです。
適切な水やりで植物の健康を保ち、触感や外観の質感を良好な状態に保つことが大切でしょう。
土が硬くなって乾燥する
観葉植物が水切れしそうなとき、「土が硬くなり乾燥」していきます。
水不足で植物が水分を吸収しようとするため、周囲の土壌から水分を奪い、土が乾燥して固くなるのです。
これは植物が根から水を摂取できないサインであり、硬くなった土も水分不足の兆候となります。
適切な水やりで土壌の湿度を保ち、植物に必要な水分を確保しましょう。
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水やりが少なくても乾燥気味で育つおすすめ観葉植物5選
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忙しない日常でも、おしゃれに植物を楽しむなら、水やりが少なくても育つ観葉植物がおすすめでしょう。
そこで本項では、比較的にお手入れが簡単で乾燥に強く、水やりが少なくても育つ5つの観葉植物を紹介します。
- オーガスタ
- クワズイモ
- モンステラ
- ストレリチア
- パキラ
オーガスタ
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「オーガスタ」は、水やりが少なくても乾燥気味で育つおすすめの観葉植物です。
厳しい環境にも適応し、水分を貯蔵する大きな葉や丈夫な幹を持つのが特徴で、乾燥に強い性質があります。
葉は南国のような濃い緑色で美しく、丈夫なので室内の環境でも育てやすく、手入れが比較的簡単です。
オーガスタは、忙しい人や初心者にもおすすめの観葉植物です。
クワズイモ
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「クワズイモ」も、比較的に水やりが少なくても乾燥気味で育つ観葉植物です。
肉厚な葉や幹が水分を蓄え、乾燥に強く、日陰でも育てやすい特徴があります。
クワズイモも、手入れが簡単で初心者にもおすすめで、存在感のあるボテっとしたダイナミックさが人気です。
インテリア性もあり、眺めて楽しめることから、室内装飾にも最適です。
モンステラ
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「モンステラ」も、水やりが少なくても乾燥気味で育つおすすめの観葉植物です。
大きくて美しい葉が特徴で、耐乾燥性が高いため手入れも楽。
室内での栽培も適しており、葉の特徴的な切れ込み模様が魅力的で、老若男女から絶大な人気を誇ります。
明るい場所で育てると最適で、空気清浄効果も期待され、こちらも初心者に向いています。
ストレリチア
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「ストレリチア」も、水やりが少なくても乾燥気味で育つおすすめの観葉植物です。
シャープで複数の葉っぱが特徴で、オーガスタとは属性が同じなのでかなり似ています。
こちらも耐乾燥性が高く、乾燥した環境にも適応しやすいため、手入れが楽です。
室内での育成も可能で、大きな葉と独特の姿がインテリアに個性を加えます。
パキラ
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「パキラ」は、水やりが少なくても乾燥気味で育つ、超定番でおすすめの観葉植物です。
複数の葉や太い幹が水分を蓄え、耐乾燥性があり、手入れも簡単で、明るい場所で育てると成長が促進されますが、日陰でも育てられます。
美しい葉とシンプルな姿が室内空間を彩り、総合的にポイントが高く初心者にも向いています。
適度な水やりと光を提供して育てましょう。
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