観葉植物はやめたほうがいい?園芸インストラクターが伝えるデメリット

観葉植物はやめたほうがいい?園芸インストラクターが伝えるデメリット

観葉植物の育成は、美しい緑を取り入れ、心地よい空間を演出する素晴らしい方法です。

 

ですが、時には悩ましいデメリットや気になる問題もあるのが正直なところでしょう。

 

そこで本記事では、園芸インストラクターの筆者の視点から、観葉植物を育てる上でのデメリットやアドバイスを解説します。

 

筆者自身の経験則(資格も所有)と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。

 

 

観葉植物を置くことのデメリットや難しさとは

無料 アダルト, インドア, おとこの無料の写真素材 写真素材

出典:Pexels

 

観葉植物を持つことは、美しい緑の魅力と癒しを提供しますが、同時に管理や手入れの難しさも含まれます。

 

そこで本項では、観葉植物を置くことのデメリットや難しさについて解説します。(下記題材)

 

  • 枯らして無駄になることも
  • 主にコバエなどの虫の発生
  • 水やりなどお手入れが必要
  • 数年に一度植え替えが必要
  • 日当たりや置き場所の考慮
  • 過湿だと土にカビが生える
  • 根腐れすると土が臭くなる

 

枯らして無駄になることも

観葉植物を置くことの難しさの一つは、植物が枯れてしまい、無駄になることがあるというところです。

 

植物は適切な水やりや環境条件が必要で、時には手入れや注意が不足すると枯れてしまうことがあります。

 

これは、忙しい生活や不慣れな人にとって特に難しいことです。

 

植物が枯れると、その努力や時間、植物への愛情も無駄になるように感じられるかもしれません。

 

しかし、植物のお世話は学びの過程であり、失敗から得られる経験もあります。

 

あわせて読みたい→完全版!観葉植物が枯れる原因とは?その要因と解決法を全て教えます!

 

主にコバエなどの虫の発生

観葉植物を置くと、コバエなどの虫が発生することがある点です。

 

植物の土や葉の表面が湿っていると、虫が繁殖しやすくなります。

 

特に過剰な水やりや古い土が原因となることがあります。虫が出ることはストレスですが、予防する方法もあります。

 

適切な水やり、通気性のある土、葉の清掃などが有効です。

 

虫の発生は気になりますが、適切な手入れと予防策を行えば、その問題を軽減することができます。

 

あわせて読みたい→観葉植物まわりの虫に効くスプレーおすすめ3選!注意点も解説

 

水やりなどお手入れが必要

観葉植物を育てる際の難しさは、定期的な水やりや手入れが必要であることです。

 

植物は適度な水分を必要とし、水やりの頻度や量を間違えると、枯れたり根腐れを引き起こすことがあります。

 

しかし、適切なケアをすることでこの問題を解決できます。

 

植物の種類やサイズ、土壌の状態を考慮し、土が乾いたら水を与えるなどの基本的なケアが大切です。

 

手入れは時間と気配りを必要としますが、その過程で植物とのつながりや成長を楽しむこともできます。

 

あわせて読みたい→観葉植物に必要なお手入れやメンテナンスをわかりやすく解説!

 

数年に一度植え替えが必要

観葉植物を育てる際の難しさは、数年ごとに植え替えが必要になることです。

 

植物が成長するにつれて、鉢や土の中で根が詰まってしまい、栄養を十分に摂取できなくなることがあります。

 

この時期に植え替えを怠ると、根の成長を妨げたり、栄養不足による健康問題が生じたりする可能性があります。

 

植え替えは、新しい土を与えて栄養を補充し、根を健康に保つために重要です。

 

しかし、これは植物を育てる上での自然なサイクルでもあり、丁寧な手入れで植物が長く健康でいられることを意味します。

 

あわせて読みたい→いつぐらい?観葉植物の植え替え時期、タイミングや頻度を解説

 

日当たりや置き場所の考慮

観葉植物を育てる際の難しさは、適切な日当たりや置き場所を考慮する必要があることです。

 

植物は日光を必要とし、種類によって適した光の量や強さが異なります。

 

日当たり不足で枯れることもあれば、強すぎる直射日光で葉が焼けることもあります。

 

また、置く場所によっては風通しや温度の変化も影響します。

 

適切な場所を見つけるためには、植物の種類やその健康状態を考え、部屋のレイアウトや窓の位置を考慮する必要があります。

 

あわせて読みたい→観葉植物を置く場所の日光不足対策5選!耐陰性のある植物7選も紹介

 

過湿だと土にカビが生える

観葉植物を置く際の難しさは、過度の湿気が土にカビを生やしてしまうことです。

 

土が長時間湿っていると、カビや真菌が繁殖しやすくなります。

 

これは植物の根にも影響を及ぼし、根腐れや植物全体の健康を損なう可能性があります。

 

過湿を防ぐためには、適切な水やりを心掛けることが重要です。水を与える前に土が乾いているか確認し、過剰な水分を避けることが必要です。

 

また、十分な排水ができるような鉢や、湿気を逃がすための土の通気性を確保することも重要です。

 

あわせて読みたい→観葉植物の土に白いふわふわのカビが発生!?原因やその予防と対策

 

根腐れすると土が臭くなる

観葉植物を置く際の難しさは、根腐れによって土が臭くなることです。

 

根腐れは過湿や水の過剰な供給によって発生し、根が十分な酸素を得られず、腐敗してしまう状態です。

 

このとき土が臭くなる原因は、腐った根から発生する微生物やカビ、真菌が土壌内で増殖するためです。

 

この状態では、土壌が腐敗臭を発し、周囲に不快な臭いを放つことがあります。

 

根腐れを防ぐためには、適切な水やりと良好な排水が重要です。

 

あわせて読みたい→観葉植物の根腐れでもう悩まない!根腐れの原因と対処法を解説

 

あわせて読みたい→

 

 

観葉植物のデメリットに対する対処法やアドバイス

無料 インドア, エプロン, クリーニングの無料の写真素材 写真素材

出典:Pexels

 

観葉植物を育てる際に直面する問題やデメリットは、育てる楽しさとは切っても切り離せないものです。

 

本項では、観葉植物に伴うデメリットに対する、対処法や考え方などのアドバイスを紹介します。(下記題材)

 

  • 時代的に調べれば基本解決できる
  • 虫の対処系は駆除剤などが効果的
  • 水やりは意外と高い頻度ではない
  • お手入れは必須だが楽しめれば◎
  • 植え替えは簡単!園芸店でも可能
  • 土管理のポイントは日光と風通し
  • 植物を育てる楽しさと豊かさとは

 

時代的に調べれば基本解決できる

現代のインターネットやSNSの時代では、観葉植物の育て方や問題解決に関する情報が豊富にあり、すぐに解決できることがほとんどです。

 

育て方や植物の不調に遭遇しても、GoogleやSNSで調べることで知りたい答えが得られます。

 

専門家や愛好家などから、実際の経験を参考にし、適切なケアや対処法を見つけることができます。

 

調べることで、観葉植物のデメリットに対する問題にも効果的に対処し、健康な成長をサポートすることが可能な時代なので安心してください。

 

虫の対処系は駆除剤などが効果的

観葉植物に発生する虫に対処する際、市販の駆除剤や虫対策商品は十分に効果的な選択肢です。

 

多くの害虫駆除製品が市販でも販売していますし、植物に対して安全で効果的なものが揃っています。

 

また、自然な対処法として、お酢やハッカ油など、手作りで虫対策することも可能です。

 

定期的な植物の点検や、虫がつきやすい季節には予防的な対策も重要です。

 

さまざまな対処法や工夫を試して、植物を守りながら、虫の問題を解決することができます。

 

\おすすめはこちら/

水やりは意外と高い頻度ではない

観葉植物の水やりは、意外にも毎日のように頻繁に行う必要はありません。

 

植物によって水の必要量は異なりますが、一般的には定期的にチェックし、土が乾いたら適量を与えることが大切です。

 

夏季は水分を多く必要としますが、毎日の水やりは過剰です。頻繁な水やりは根腐れのリスクを高めます。

 

観察と土壌の乾燥度を確認しながら、植物にとって最適な水やり頻度を見つけましょう。

 

\水やりチェッカーがおすすめ/

お手入れは必須だが楽しめれば◎

観葉植物のお手入れは不可欠ですが、それ自体を趣味として楽しむことが大切です。

 

時には手間がかかるかもしれませんが、植物と向き合うことは心を落ち着かせ、リラックスさせる素晴らしい時間になります。

 

植物が成長する過程や、新しい葉が出る喜びを感じられれば、お手入れはストレスではなく楽しみになります。

 

観葉植物の育成を趣味として楽しむことで、植物とのつながりを深め、美しい緑の空間を楽しむことができます。

 

\おすすめの本はこちら/

 

植え替えは簡単!園芸店でも可能

観葉植物の植え替えは調べれば手順がすぐわかりますし、思っているより簡単に行えます。

 

インターネットや書籍などで情報を得て、適切な時期や方法を学びましょう。

 

もし自信がなければ、園芸店などでお願いすると、引き受けてくれることがほとんどです。

 

植え替えは植物の健康維持に重要ですが、正しい手順を守れば手間はかかりません。

 

しっかりと準備をし、丁寧に行えば、植物の成長と健康を促進することができます。

 

\植え替えセットもあるよ/

 

土管理のポイントは日光と風通し

観葉植物の土管理において重要なのは、適切な日光と良好な風通しです。

 

日光は植物の成長に不可欠で、種類によって適切な量が異なります。

 

また、土の乾燥を促進するため、風通しの良い環境を提供することが大切です。

 

過度な湿気や水は根腐れを招きますが、良好な風通しは土を乾燥させ、健康な根の成長を促します。

 

日光と風通しを考慮し、適切な環境を提供することで、植物は健康で美しい状態を保ちます。

 

あわせて読みたい→観葉植物に使う水捌けのいい土の作り方とは?それぞれの特徴も説明

 

植物を育てる楽しさと豊かさとは

先述のしているように、たしかにお手入れの手間や難しさ、デメリットと感じるかもしれません。

 

その一方で、観葉植物には美しさや癒し、育てる楽しさもたくさん詰まっています。

 

植物と向き合う時間は心を穏やかにし、自然のサイクルを感じることで心身のリフレッシュにもつながります。

 

成長する植物の美しさや、新しい葉が広がる喜びは感動的です。

 

また、植物のお手入れは自分と向き合う楽しい時間になり、趣味としての満足感ももたらします。

 

育てる喜びや、自然の美しさを楽しむことで、心の豊かさや生活の質が向上します。

 

あわせて読みたい→ハマる趣味!観葉植物はおしゃれなだけじゃない植物の魅力!おすすめも紹介

関連記事

ハマる趣味!観葉植物はおしゃれなだけじゃない植物の魅力!おすすめも紹介『観葉植物と聞いて何を連想しますか?』『インテリアとして?それとも自然や緑のため?』 趣味として、植物に興味を持ちはじめたあなた…観葉植物に[…]

 

あわせて読みたい→観葉植物は部屋になぜ置くの?その効果やメリットとデメリットを解説

関連記事

観葉植物は部屋になぜ置くの?その効果やメリットとデメリットを解説『観葉植物と出会って良かった』実際に僕自身、何十個も観葉植物を育てていてよく感じていることです。 一方で…大変だったこと、枯らしてしまったこと、引[…]