虫予防にもなる!?観葉植物を買ってきたらまずやるべきこと5選!
観葉植物を購入すると、室内に自然な魅力を取り入れるだけでなく、心地よい空気を提供してくれます。
しかし、新しい植物を購入する際に、虫予防やその後の健康や成長のために気を付けるべきことはあります。
本記事では、観葉植物を買ってきたらまず行うべき5つことを紹介し、虫予防や注意ポイントも解説します。
筆者自身の経験則(資格も所有)と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。
観葉植物を買ってきたらまずやるべきこと5選!
出典:Pexels
観葉植物は家に自然な美しさと癒しの雰囲気をもたらしてくれる素敵な存在ですが、新しく購入した場合、最初のケアが重要です。
そこで本項では、観葉植物を買ってきたらまず行うべき5つのことについて解説します。(下記題材)
- 土や植物に潜んでいる虫予防
- 新しい土壌や鉢に入れ替える
- 葉や茎など全体的に清掃する
- 購入した植物の育て方を知る
- その植物の適切な場所に置く
土や植物に潜んでいる虫予防
観葉植物を買ってきたら、まず虫予防に注意が必要で、虫害は植物に害を与える可能性があります。
購入してきた植物は、土が古くなっていたり、すでに虫の卵が存在していたり、虫が付着している可能性が高いからです。
後術もしますが、まず植え替えを行い、土や鉢を交換することで古い虫や卵を排除し、きれいな環境になります。
また、他の植物とは少し隔離したり、虫の捕獲のための商品を活用してもいいでしょう。
はじめの早期発見と対策が、今後の植物の健康を保つ鍵となるのです。
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新しい土壌や鉢に入れ替える
観葉植物を買ってきたら、まず新しい土壌と鉢に植え替えましょう。
古い土壌は栄養が不足し、病害虫のリスクが高いのと、そもそもすでに虫の卵が潜んでいることが多いです。
そこでまず、新しい土と鉢を用意し、植物を取り出して根を確認し、悪い根と古い土は全て取り除いて新しい土に植えます。
これらにより、植物は新鮮な栄養を吸収し、健康的に成長していくはずです。
植え替え後はしっかりと水を与え、新しい環境での適応をサポートしましょう。
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葉や茎など全体的に清掃する
観葉植物を買ってきたら、虫の付着などを防ぐために、葉や茎など全体的に清掃が重要です。
柔らかい布やスポンジを使って葉を拭き、埃や汚れを取り除きます。茎や幹も忘れずに清掃しましょう。(今後も定期的にケアしましょう)
これにより、植物が光合成を効果的に行え、害虫や病気のリスクを減らします。
また、清掃時に植物を注意深く観察し、早期に害虫や病気の兆候を発見することも大切です。
これらの手順を定期的に行うことで、観葉植物の健康と美しさを保つことができます。
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購入した植物の育て方を知る
観葉植物を買ってきたら、まずその植物の育て方や性質、好みを知ることが大切です。
植物の名前やタグを確認し、以下を把握しましょう。
☑︎日光の好み
植物がどれくらいの明るさを好むかを知り、適切な場所を選びます。直射日光を好むものと、間接光を好むものがあります。
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☑︎水やり頻度
どのくらいの水を必要とし、どの程度乾燥させるべきかを理解します。過湿や乾燥を避けます。
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☑︎温度と湿度
適切な温度帯や湿度を提供し、ストレスを軽減します。温度/湿度計などを活用して管理するのがおすすめです。
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☑︎肥料や栄養剤
適切な肥料の種類と与える頻度を知り、栄養をサポートします。特に植え替え後は、弱っているため栄養剤は効果的です。
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☑︎剪定と管理
剪定は成長過程や生育環境を整えるために必須のケアです。時折、必要であれば剪定をしましょう。
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植物の好みに合わせたケアを提供することで、健康で美しい状態を維持し、長寿命に育てることができます。
その植物の適切な場所に置く
観葉植物を買ってきたら、まず適切な場所に置くことが肝心です。
植物の種類によって適切な環境が異なりますが、以下の基本ポイントに注意しましょう。
①日当たり
植物の明るさの要求に合わせて、直射日光を避けたり、明るい場所に置いたりします。植物のタグやラベルに明記されていることが多いです。
②温度
植物が好む温度帯を把握し、寒暖差の激しい場所や暖房器具の近くを避けます。
③湿度
植物の好む湿度を提供するため、加湿器を使ったり、水を散布したりします。
④風通し
空気が良く循環する場所を選び、風の通り道を考慮します。
⑤スペース
植物が成長するスペースを確保し、周りの物との干渉を避けます。
植物の種類に合わせて、これらの要因を考慮し、適切な場所に配置することで、植物は健康で繁茂し、美しい姿を楽しむことができます。
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観葉植物を買ってきたら注意するべきポイント
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植物を手に入れたら、それを健康に育て、長寿命にするためにいくつかのポイントに注意する必要があります。
本項では、観葉植物を買ってきたら注意すべきポイントについて解説します。(下記題材)
- 置き場所を変えすぎない
- 鉢底穴のないままの放置
- 鉢底石がない状態の放置
- 古い土の放置と虫の放置
置き場所を変えすぎない⚠︎
観葉植物を買ってきたら、置き場所を頻繁に変えないことが大切です。
植物は安定した環境を好み、購入後はまずそこの環境に適応するために活動するため、場所を変えすぎるとストレスを受けます。(これは人間にも当てはまるでしょう)
光、温度、湿度、風通りが安定している場所を選び、必要な場合にのみ少しずつ移動させましょう。
急激な変化は植物にとって負担になるため、安心して成長できる場所を提供しましょう。
鉢底穴のないままの放置⚠︎
観葉植物を買ってきたら、鉢底に穴がないまま放置しないように注意が必要です。
まず購入したら、もしくは購入前に、鉢底穴があるか確認しましょう。(ない場合も結構あります)
鉢底穴は排水を助け、過剰な水分や湿気を貯めずに健康に保つ役割を果たし、根腐れの予防にもなるため必須です。
穴のない鉢では水が溜まり、根腐れや根に対するストレスを引き起こす可能性が高まるのです。
適切な鉢に植え替えるか、穴を開けて水の排水を確保することで、植物は健康で元気な状態を維持できます。
鉢底石がない状態の放置⚠︎
観葉植物を買ってきたら、鉢底石がないままの放置に注意が必要です。
ショップやホームセンターで購入する観葉植物の大半は、鉢底石が敷かれていません。(これが一般的)
鉢底石は鉢の底に配置され、土壌と排水の間に空間を作り、水分が根に滞留せず、根腐れや根の窒息を防ぎます。
鉢底石がない場合、過剰な水が植物の根部に滞留し、植物の健康を損なう可能性が高まります。
植物を新しい鉢に植え替える際に、適切に鉢底石を配置しましょう。
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古い土の放置と虫の放置⚠︎
観葉植物を買ってきたら、古い土の放置と虫の放置は避けるべきです。
先述のように、購入した植物の古い土壌は、栄養が不足し、害虫や病気が潜んでいる可能性があります。
新しい土と鉢に植え替えて、健康な環境を提供しましょう。
こうやって、虫害の兆候を見逃さず、早期発見と事前の対策を行うことが植物の健康を守る鍵です。
植物の健康と長寿命のために、定期的なケアは重要になります。
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