旅行中の観葉植物への水やり対策を解説!1ヶ月放置は可能?
旅行中に観葉植物の水やりをどうするべきなのか、気になることでしょう。
実際に家を長く空けると、植物に水やりをせずに放置することは健康に悪い影響を与えるかもしれません。
そこで本記事では、旅行中の観葉植物への水やり対策について解説します。
筆者自身の経験則(資格も所有)と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。
旅行中の観葉植物への水やり対策
出典:Pexels
旅行中に観葉植物の水やりをどうするか、悩んだことはありませんか?しかし、そんな心配を解消するための対策はあります。
ここでは、旅行中の観葉植物にするべき水やり対策について解説していきます。
- 土に挿す給水器を使う
- ペットボトルで自作も
- 季節によっても変わる
- 旅行前にやるべきこと
土に挿す給水器を使う
観葉植物の水やりは旅行中に特に気を使う必要があり、土に挿すタイプの給水器はその解決策の一つです。
これは、植物の根元に水を少しずつ供給する器具で、土に挿して使います。
多くの給水器は、植物が水を必要とするときに先端から水が吸い上げられ、水を供給する仕組みです。
そうすることで、植物は必要な分だけ水を吸収し、乾燥して枯れる心配が減ります。
給水器には事前に水を入れておくだけで、数週間は安心です。これで、旅行中も観葉植物が健康で美しい状態を保つことへつながります。
※通常時は、根腐れする可能性もあるので、水やりができないときに活用しましょう。
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ペットボトルで自作も
旅行中に観葉植物の水やりを心配するなら、ペットボトルで簡単に給水器を作れます。
まず、使い終わったペットボトルを用意しましょう。
ボトルの底に小さな穴を開け、それを逆さまに土に挿します。
穴から水が滴るようになるので、土が乾いたらペットボトルに水を注ぎ足すだけです。
これで、旅行中でも観葉植物が水を十分に吸収できて安心です。
※通常時は、根腐れする可能性もあるので、水やりができないときに活用しましょう。
季節によっても変わる
旅行中の観葉植物の水やりは、季節によっても変わってきます。
夏は暑くて乾燥しやすいので、植物がたくさん水を必要とします。
一方、冬は寒くて湿度が低くなりがちで、植物の水分蒸発が少なくなるので、水やり自体が減ります。
つまり、夏はたくさん水を与えて、冬は控えめにするといいということです。
これも理解しておくことで、旅行中の対策につながるでしょう。(夏場は特に注意するなど)
旅行前にやるべきこと
では実際に、旅行前にやるべき具体的な対策を紹介していきたいと思います。
- 観葉植物にたっぷりと水をあげる
- 鉢の下に湿ったタオルを敷いて、土が乾きすぎないようにする
- 土の表面にマルチング(保水性のある素材)を敷く
- 給水器を使って自動的に水を供給する
シンプルですが、これらの対策をするかしないかで、旅行中の植物の健康状態に大きく関わってきます。
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観葉植物の水やりを1ヶ月放置は可能?
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「観葉植物の水やりを1ヶ月も放置して大丈夫?」という疑問を持ったことはありませんか?
ここでは、旅行などで観葉植物を放置することについて考えていきます。
- 基本的にはおすすめできない
- 冬であれば可能な場合もある
- 放置するとどうなるのか?
- なにかしらの対策をしよう
基本的にはおすすめできない
結論、観葉植物を1ヶ月も放置するのは基本的におすすめできません、特に夏場はさらに注意が必要です。
植物は水を必要とし、1ヶ月もの間十分な水を与えられないと、葉がしおれたり、茶色くなったりしてしまいます。
特に、気温が高く湿度が低い時期は、水分がすぐに蒸発してしまい、植物も乾燥しやすくなります。
旅行などで放置する際は、給水器を使ったり、土に水を含ませたりして、できる限り水分を確保することが大切です。
また、信頼できる友人や家族に植物の水やりを頼むことも考えましょう。
これらの対策をしないと、植物の健康を損なう可能性が高まります。
冬であれば可能な場合もある
観葉植物を1ヶ月放置するのは基本的におすすめできませんが、冬であれば可能な場合もあります。
冬は一般的に室内の湿度が高くなり、水分が蒸発しにくいため、観葉植物が乾燥しにくいです。
また、冬の間は植物の成長もゆっくりする傾向があるため、植物水やりの需要も基本的には減ります。
ただし、植物の種類や環境によって異なるため、放置前に植物の状態をよく確認し、十分な水分があることを確保することが重要です。
どちらにせよ、空ける前に十分な水を与えてから外出するのがいいでしょう。
放置するとどうなるのか?
観葉植物を1ヶ月も放置すると、植物は水不足になります。
水分を吸収できないと、葉がしおれてきたり、黄色くなったりしてしまいます。
特に暑い季節や乾燥した環境では、植物が水分を失う速度が早くなるため注意が必要です。
水が切れた状態を放置すると、植物が枯れたり、根がダメージを受けたりする可能性もあります。
健康な状態を保つためには、植物が必要な水分を十分に摂取できるように対策しておくことが大切です。
なにかしらの対策をしよう
観葉植物の水やりを1ヶ月も放置するのは避けた方がいいです。
特に暑い季節や乾燥した環境では、植物が水分不足になり、葉がしおれてしまう可能性が高まります。
1週間以上水やりができない場合は、先述したような対策を講じる必要があるでしょう。
水やりの直前に植物に十分な水を与えておくことや、水やりの回数を減らす方法、自動給水装置を使うなどの方法があります。
また、信頼できる人に植物の世話を頼むという選択肢も考えられます。
放置する前に、植物の種類や環境に合わせて最適な対策を取ることが大切です。
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