観葉植物のその水やり大丈夫?初心者に伝えたい4つの間違い!水やりのまとめ

観葉植物のその水やり大丈夫?初心者に伝えたい4つの間違い!水やりのまとめ

あなたのその水やり大丈夫ですか…? 植物に元気がないとき、あせってどんどん水をあげてませんか?

 

とりあえず、無意識とイメージで毎日かかさず水をあげてませんか?

 

少しでもあてはまったあなたのその水やり、間違っているかもしれません…

 

そこで本記事では、初心者が陥りやすい水やりに関する4つの間違いや基本的な水やりについて解説します。

 

筆者自身の経験則(資格も所有)と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。

 

観葉植物の水やりで初心者にありがちな4つの間違い

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観葉植物を育てる際、水やりは重要なケアの一環ですが、多くの人々が誤った方法で水を与えている可能性があります。

 

そこで本項では、観葉植物の水やりに関するありがちな4つの間違いに焦点を当て、そのアドバイスを解説します。(下記題材)

 

  1. 水やりの頻度が多すぎる
  2. 水やりの量が少なすぎる
  3. 葉水を全くやっていない
  4. 季節で頻度を変えてない

 

 

・一般的な観葉植物に当てはまる内容です。
・サボテンや多肉植物など、一部植物によっては当てはまらない部分もあります。

水やりの頻度が多すぎる

『あなたは毎日のように水をあげてますか?』

 

植物の生長が楽しみで、もしくは元気がなくて心配になって頻繁に水をあげている…

 

それは逆に、植物を殺そうとしている可能性があります。

 

なぜなら水を頻繁にあげすぎると、根腐れをおこしてしまうからです。

 

水をあげてからまだ土が湿っている状態で更に水をあげると、植物は呼吸ができなくなります。

 

それが続くと、根っこは呼吸ができず溺れてしまいます。

 

(人でいう溺死です。植物は根っこが腐ります。)

 

×こまめに少しづつ → ◎乾いたらたっぷりと これが正しい水やりの考え方です。

 

はじめの方は、僕自身も間違った認識を持っていたことです。

 

植物の調子や生長を考えてやっていたことが、蓋を開けてみると間違いだった…

 

残念ながらこれは本末転倒なので、しっかりと知っておきたいポイントなのです。

 

あわせて読みたい→観葉植物の水やりの頻度で知るべきこととは?わかりやすく解説!

 

水やりの量が少なすぎる

先述でもありますが、『こまめに少しづつ』ではなく、『乾いたらたっぷりと』

 

そのたっぷりとの基準がわからない、なんとなくでちょっと水をあげている…

 

逆に水やりが足りないと水切れをおこし、葉が枯れたり枝葉が垂れたりしてきます。

 

なぜなら、植物は呼吸も必要だが水も必ず必要だからです。

 

(水不足は人間でいう餓死です。植物は干からびて少しづつ枯れていきます)

 

水をあげる基準として、鉢底から水がでてくるのを2,3回繰り返す

 

イメージとしては、土すべてに水が行き届くイメージです。(土の量と同じくらいの水をやる)

 

植物は土が乾くまでのあいだに、根っこや芽をだして生長しようとします。

 

水がほしいというタイミングで水を与えると、植物はその生命力で最大限に水を吸収しようとする。

 

ですから、何度もでてきますが『乾いたらたっぷりと』水をあげるのが植物にとって最適なのです。

 

あわせて読みたい→観葉植物の水やりが少ないと枯れる?水切れの兆候とおすすめ植物を紹介

 

葉水を全くやっていない

『ん?葉水とは?』というあなた。

 

頻繁にやるべきなのは、逆にこっちの水やり(葉水)なのです…

 

葉水はいろいろな対策であり葉っぱの衛生上必要な水やり。

 

葉水をすることで、防虫や病気対策・ホコリの対策・冬場の乾燥対策につながる。

 

(人も潤いがなかったり、乾燥していると風邪を引いたり、肌にもよくないですよね)

 

虫は乾燥したところを好みますし、害虫はウイルスをもってきて葉から病気になっていく可能性も。

 

乾燥も葉っぱから水分を奪い、葉っぱが変色し枯れることに繋がります。

 

葉水は毎日やりましょう。(霧吹きのようなもので、シュッシュと水を吹きかける)

 

個人的には、1日に2、3回やってもいいくらいだと思います。

 

※特に冬の暖房などで乾燥する時期は、湿度や乾燥防止のために頻度は多くて良い。

 

あわせて読みたい→観葉植物に葉水はなぜ必要?その効果と注意するべきこととは?

 

季節で頻度を変えてない

『あなたは夏や気温が高くなると、喉が渇きませんか?』

 

常に同じ頻度で、作業的に植物に水をあげがちですが…

 

季節によって水やりの頻度を変えないと、植物の調子に異変がおこります。

 

なぜなら、気温や日の強さで土の乾き具合も変わってくるからです。

 

(冬の雨の日と、夏の晴れの日では洗濯物の乾く早さは違うのと同じです。)

 

つまり、夏のほうが頻度は多く、冬のほうが頻度は少ないということです。

 

これに気づかずいつもの頻度で水やりをしていると、先述までの水の過不足に繋がるというわけです。

 

葉水に関しても、乾燥しやすい時期は多めに葉水をして空中湿度を高めるべきです。

 

逆に梅雨などの、湿度の高い時期は風通しなど湿り気に注意が必要。

 

というように季節によって、水やりや育て方に変化がでてきます。

 

あわせて読みたい→夏の観葉植物の水やりポイント5選!この夏失敗しないための注意点

 

あわせて読みたい→冬の観葉植物の水やりポイントと気をつけること11選!冬越しは大事!

 

その他にも…

☑︎鉢の大きさや土の量によっても、水の量や頻度も変わります。

(※大きいほうが、土が乾くまでに時間がかかりますし、水の量も多い)

☑︎乾くまでの、天気や風通しを考えて水やりをしたときは少し外にだしてみるのもあり。

(※急な環境変化は苦手なので、一時的に)

☑︎水をあげる時間帯にも注意が必要

(※例:冬は水が冷たいため、夜よりも気温の高い日中のほうが良いなど)

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観葉植物に水やりをすることは、観葉植物を生き生きとさせるために大切なことです。

 

水やり自体はとても簡単で、たった5つのステップを意識するだけで大丈夫ともいえます。(下記題材を説明)

 

  • 植物の水やり5つのステップ
  • 水やりはケースバイケース

 

植物の水やり5つステップ

①植物の種類や水やり頻度や特性について調べる。

②水やりの場所を決めて一定にする。

③土が均等に湿り、鉢底から水がでる程の十分な水を与える。

④注ぎ口のついたじょうろを使うか、シンクから水をかけるのが確実な方法

⑤受け皿の水は放置せずに必ず捨てる

 

観葉植物の場合、水のやりすぎは水不足と同じくらい危険なので、最後に水をやった時間や土が過湿になっているようであれば、注意してみてください。

 

また、湿度が高すぎても低すぎても、植物の生育に悪影響を及ぼすことがあります。

 

適切な管理で、観葉植物を健康に育てましょう。

 

 

水やりはケースバイケース

先述で水やりの5つのステップを紹介しました。

 

ですが、ここでお伝えするのは水やりはケースバイケースであり、必ずしもその通りに当てはまるわけではないということです。

 

例えば、鉢底がない鉢の場合ですが、水量を調節しやすい道具で水やりをしましょう。

 

水が多すぎると、鉢に水の逃げ場がなく植物が溺れてしまい根腐れの原因になります。

 

多すぎず少なすぎず、感覚を掴みながら水やりをしていく必要があるというわけです。

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観葉植物初心者の水やりでよくある質問

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観葉植物を育てていると、たびたび気になる疑問に気づくと思います。

 

そこで本項では、観葉植物を育てる際によく寄せられる疑問について簡単に解説します。 (下記質問)

 

  • 土が乾いたらの『乾いたら』ってどう判断する?
  • 100均などの液肥を与えたら水はやらなく平気?
  • 水やりのコツや分かりやすい方法って何かある?

 

 

 

土が乾いたらの『乾いたら』ってどう判断する?

物理的な方法と、グッズを使った方法があります。まず物理的な方法は、水を入れたときの重さと、ある程度カラカラに乾かしたときの重さで判断する。あとは、鉢底の隙間を触れるのであれば触って湿り気を確認するなど。(表面の確認も目視よりも、触って確認したほうがより乾き度合いがわかります。)グッズを使った方法は、サスティーという水切れチェッカーを使う方法で僕もこちらを活用しています。下記写真のように、この水切れチェッカーを挿すと色が変わり土の状態がわかります。(3サイズあり)コスパも悪くないので、忙しくて心配な方や初心者の方にはおすすめできます。

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100均などの液肥を与えたら水はやらなく平気?

液体肥料は水に混ぜて与えるものが多いので、水も与えますちなみに液体肥料は速効性があり、固形肥料は緩効性があります。観葉植物は肥料がなくても十分に育ちます。もっと大きくしたいであったり、土が古いときに足りない活力を与えるサプリメントのようなものです。他にも、新芽がでるとき・植え替えを長くしていないとき・歯の色やはのつきが悪いときなど。生長期に勢いをつけるときに使えます。
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水やりのコツや分かりやすい方法って何かある?

これは、個人的な手法でお答えします。水やり後に鉢底から水がでてくるので、外や風呂場などに鉢のみ移動して水をやる。その後、乾いたら皿に戻す。もしくは、皿を余分に用意して水やり後に何度か皿を入れ替える。皿に水が溜まりっぱなしだと、乾きづらかったり根っこが呼吸しにくくなります。皿に水が溜まりっぱなしにはならないようにしましょう。
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