観葉植物を水耕栽培にできるおすすめの種類7選!やり方や育て方も!?

観葉植物を水耕栽培にできるおすすめの種類7選!やり方や育て方も!?

観葉植物を水耕栽培することで、自宅で植物を簡単かつ清潔に栽培できる、素晴らしい選択肢です。

 

ですが、水耕栽培に合う観葉植物と合わないものがあるので、そこには注意が必要といえます。

 

そこで本記事では、観葉植物の水耕栽培に適した種類と、水耕栽培のやり方や育て方について解説します。

 

筆者自身の経験則(資格も所有)と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。

 

 

簡単にできる観葉植物の水耕栽培のやり方や育て方

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観葉植物の水耕栽培のやり方・育て方についてお伝えします。

 

まず本項では、観葉植物の水耕栽培をする際の工夫や、育て方について解説します。(下記題材)

 

  • そもそも水耕栽培とは
  • 移植を検討する時とは
  • 水耕栽培に必要な道具
  • 水耕栽培の具体的手順

 

そもそも水耕栽培とは

水耕栽培とは、植物や野菜、花を土壌を使わずに根を水中に浸して栽培する方法です。

 

観葉植物においても、この水耕栽培は可能であり、土の代わりに特殊な根支持材(軽石やハイドロボールなど)を使用することで根を支えます。

 

一般的に水耕栽培は、土壌による根の窒息や根腐れを防ぐことができ、水や栄養分を管理することで効率的に栽培することができます。

 

また、土だと匂いや虫の発生源になったりもしますが、水耕栽培の場合はそういった問題も起こらないのも大きな人気の理由です。

 

ただし、水耕栽培では、水と栄養分の管理が重要であり、過剰な肥料や水分を与えると逆に根腐れの原因になりうるということも理解しておく必要はあります。

 

あわせて読みたい→観葉植物の虫が嫌なら水耕栽培がいい?その理由とその他の対策も解説

 

移植を検討する時とは

水耕栽培は、以下のような場面で検討されることがあります。

 

☑︎狭いスペースでの栽培水耕栽培は、土を必要としないため、狭いスペースでの栽培が可能です。例えば、ベランダや屋内の小さな空間でも、水耕栽培によって植物を育てることができます。
☑︎環境による制限がある土壌が悪い、乾燥した環境、または土壌中に病気や害虫が多い環境では、水耕栽培が有効な方法となります。水耕栽培は、根の病気や害虫のリスクを減らすことができます。
☑︎デザイン性の高い見た目水耕栽培は、観葉植物やハーブなど、見た目が美しい植物を栽培する際にも有効です。水槽やグラスなどのコンテナを使って、オリジナリティあふれる栽培方法ができます。

 

水耕栽培は、栽培方法が通常と異なるため、初めての方は少し手間に感じるかもしれません。

 

しかし、適切な管理が行われる場合、健康的な植物を効率的に育てることができ、見た目も気に入ることでしょう。

 

あわせて読みたい→知っておくべき!観葉植物の水耕栽培にはデメリットもあった!?メリットも

 

水耕栽培に必要な道具

水耕栽培を行うには、以下のような道具が必要です。

 

☑︎水耕栽培用の容器水を入れる容器が必要です。一般的にはプラスチックやガラス製の容器を使用します。
☑︎植物用の根支持体根が伸びるための支持体が必要です。浮き石、ハイドロボールなどが使用されます。
☑︎水耕栽培に適した植物水耕栽培用には、水中で育てることができる種類の植物を選ぶ必要があります。(後術)
☑︎液体肥料や活力剤通常、市販の液体肥料や栄養剤などを希釈して使用します。

 

代表的な水耕栽培の植物としては、「ガジュマル・ポトス・サンスベリア・モンステラ・シェフレラ・パキラ・コーヒーの木」などがあり、後半部分で詳しく紹介しています。

 

適切な道具を揃えて、楽しみながら水耕栽培に取り組んでみましょう。

 

あわせて読みたい→観葉植物の水耕栽培に肥料は必要!?その効果や注意点を解説

 

 

水耕栽培の具体的手順

観葉植物の水耕栽培は、土を使わずに根を水中に浸けて栽培する方法です。(以下手順)

 

  1. 容器の用意
  2. 溶液の作成
  3. 植物の差し込み
  4. 植物の管理

 

①:容器の用意

水耕栽培に適した容器を用意します。透明なガラスやプラスチック性が一般的で見栄えもいいでしょう。

 

容器には、軽石やハイドロボールなどの根支持材料を敷きます。

 

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②:養液の作成

水に、市販の液体肥料を混ぜて、適切な濃度に調整します。

 

植物の種類に合わせて、必要な栄養分が含まれた液体肥料を選ぶことが大切です。

 

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③:植物の挿し込み

観葉植物の鉢植えから根の土をきれいに取り除き、軽石やハイドロボールなどに埋めて浸します。

 

または、種から発芽させた苗を浮遊ボードに乗せ、養液に浸します。

 

 

④:植物の管理

養液の水位を確認し、必要に応じて補充します。また、養液のpHや温度湿度など時折測定したり、必要に応じて調整します。

 

植物が十分な光を受けるように配置することも大切です。

 

以上が、観葉植物の水耕栽培における基本的な手順です。

 

水耕栽培は、土を使わないため、土壌病害などのリスクが低く、病気に強い植物を育てることができます。

 

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観葉植物を水耕栽培にできるおすすめな種類7選!(経験談)

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観葉植物を水耕栽培することは、植物を栽培するための有効な方法です。

 

本項では、一般的にも適していると言われていて、実際に水耕栽培に成功した筆者も経験済みの観葉植物の種類を紹介します。

 

  1. ガジュマル
  2. ポトス
  3. サンスベリア
  4. モンステラ
  5. シェフレラ
  6. パキラ
  7. コーヒーの木

 

ガジュマル

ガジュマルは熱帯アジア原産の常緑樹で、特徴的な幹と根が魅力的な観葉植物です。
水耕栽培では、根を水中に漬けて栽培することができます。
ガジュマルは日当たりがよく、湿度の高い場所を好みます。

ポトス

ポトスは熱帯アジアやオーストラリア原産のつる性植物で、葉が緑色から黄緑色まで変化する品種があります。
水耕栽培では、根を水中に漬けて栽培することができます。
ポトスは日陰でも育つため、室内でも育てやすく、空気を浄化する効果もあります。

サンスベリア

サンスベリアはアフリカ原産の多肉植物で、太く硬い葉が特徴です。
水耕栽培では、根を水中に漬けて栽培することができます。
サンスベリアは乾燥に強く、水をあまり必要としないため、初心者でも育てやすい植物です。

モンステラ

モンステラは中南米原産のつる性植物で、大きな葉が特徴です。
水耕栽培では、根を水中に漬けて栽培することができます。
モンステラは日陰でも育つため、室内でも育てやすく、空気を浄化する効果もあります。

シェフレラ

シェフレラは東南アジア原産の常緑樹で、葉が手のひらのような形状が特徴です。
水耕栽培では、根を水中に漬けて栽培することができます。
シェフレラは湿度の高い場所を好みますが、日陰でも育てることができます。

パキラ

 

パキラは中南米原産の常緑樹で、複数の茎がからまり合っている特徴があります。

 

水耕栽培では、根を水中に漬けて栽培することができます。

 

パキラは湿度の高い場所を好み、日陰でも育てることができます。また、幸運の木としても知られ、お金の貯まる力を持つとされています。

 

コーヒーの木

コーヒーの木はエチオピア原産の常緑樹で、コーヒー豆の原料としても有名です。

 

水耕栽培では、根を水中に漬けて栽培することができます。

 

コーヒーの木は日当たりがよく、湿度の高い場所を好みます。

 

また、芳香性があり、実を摘むとコーヒーの香りが漂います。(実らせるのは結構難しいです)ただし、育てるには手間がかかり、初心者にはやや難しいかもしれません。

 

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