留守にしても平気?観葉植物の水やりは1週間あけても問題ないのか
旅行や出張などで長期間家を空ける場合、観葉植物の水やりについて心配になることでしょう。
その目安や間隔は、季節や環境条件によって異なる場合もあり、理解することは必須です。
そこで本記事では、観葉植物の水やりの目安や期間、そのポイントについて解説します。
筆者自身の経験則(資格も所有)と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。
観葉植物の水やりは1週間あけても問題ないのか?
出典:Pexels
観葉植物を育てる上で、適切な水やりは非常に重要な要素です。
しかし、多忙な日常やイベントや予定により、適切に水やりを行えるか心配になることもあるでしょう。
そこで本項では、1週間の水やりの間隔が観葉植物にとって問題ないのか解説します。(下記題材)
- 基本は1週間程度なら「問題ない」
- 真夏の場合は「問題あり」
- 2週間以上あける場合は「問題あり」
- 自動給水器を活用するのもあり
基本は1週間程度なら「問題ない」
結論として観葉植物の水やりは基本的に、1週間程度あけても問題ない場合が多いです。
多くの観葉植物は、1週間の間に十分な水分を保持できる能力を持っています。
ただし、後術もしますが、季節や環境条件によって異なるため、より水が必要な時期や、水を好む植物については別の対応が必要です。
また、窓をあけたり風通しを確保できないというのも、植物にはマイナスポイントなので理解しておきましょう。
観葉植物の健康を保つためには、定期的に土壌の湿度を確認し、必要に応じて水やりを調整することが大切です。
真夏の場合は「問題あり」
真夏の場合、観葉植物の水やりを1週間あけることは問題が生じる可能性があります。
高温と乾燥した環境では、水分がより迅速に蒸発し乾き、植物が水を必要とする頻度が増えます。
そのため、真夏の観葉植物は水やりの頻度を増やす必要があるというわけです。
そもそも、観葉植物において夏越しというのは、非常に枯れてしまいやすい季節でもあるので、より注意が必要になります。
真夏は特に注意が必要であり、植物の健康を保つためには十分な水分補給が必要です。
真夏はなるべく、逐一管理できる体制をとり、水やりもあけすぎない方がいいでしょう。
2週間以上あける場合は「問題あり」
観葉植物の水やりを2週間以上あけることは問題が生じる可能性があります。
多くの観葉植物は1週間程度の水分を保持できる能力を持っていますが、2週間以上の間隔では土壌が乾燥しすぎて根や葉にダメージを与える可能性があります。
植物は適度な水分を必要とし、長期間の乾燥は根のストレスや枯れの原因となることがあります。
したがって、観葉植物の健康を保つためには、通常は1週間程度を目安に水やりを行うことが重要です。
やむを得ず、長期的にあける場合は、誰かに水やりを頼むか後術する自動給水器などの対策は必要になるでしょう。
自動給水器を活用するのもあり
観葉植物の水やりを1週間あけることは一般的には問題ありませんが、忙しかったり長期間不在だったりする場合には自動給水器を活用することも考えられます。
自動給水器は予めセットしたペットボトルから植物に水を少しづつ供給し、適切な湿度を保つことができます。
※水の出るスピードを調整しないと、短時間で水をあげきってしまうので注意は必要です。
自動給水器を使用する際には、適切な容量の器を選び、水量や頻度を調整し、植物の健康を考慮しながら利用することが大切です。
また、自動給水器の動作や植物の状態を定期的に確認することも重要です。
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観葉植物の基本的な水やりのポイントや目安
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観葉植物の水やりは、その成長や健康において重要な要素です。
しかし、正しい水やりの方法や頻度を知らないと、植物にとって逆効果になることもあります。
本項では、観葉植物の基本的な水やりのポイントや目安について解説します。(下記題材)
- 土が乾いたらたっぷりとが基本
- 乾く速さは季節や環境によって違う
- 夏は週に1、2回で冬は10日1回程度
- 水やりチェッカーを活用する
土が乾いたらたっぷりとが基本
観葉植物の基本的な水やりのポイントは、「土が乾いたらたっぷりと水を与える」ということです。
調べたりすると、多くの人がレクチャーすることであり触れた情報ですが、これは正しいですし基本です。
植物の根は適度な水分を吸収することで栄養を得ます。
土壌が乾燥しすぎると根がストレスを受け、植物の健康に悪影響を与えます。
そうすると、植物が水を求めている状態なので一気に水を吸収し栄養補給をします。
ですから、乾いたらたっぷりと水をあげるというサイクルが多くの観葉植物にとって適切な方法なのです。
ただし、過剰な水や水の溜まりすぎは、根腐れにつながるので注意しましょう。
乾く速さは季節や環境によって違う
観葉植物の基本的な水やりのポイントは、土が乾く速さは季節や環境によって違うのを理解することです。
気温や湿度の変化、風通しにより土壌の乾燥速度も変わります。
- 夏の暑い季節や乾燥した室内環境では、土壌がより早く乾く傾向があります。
- 冬の寒い季節や湿度の高い場所では、土壌が比較的遅く乾く傾向があります。
したがって、季節や環境を考慮して観葉植物の水やり頻度を調整する必要があるというわけです。
指を土にさしたり、後術する水やりチェッカーを使って、乾燥具合を確認する方法が有効です。
植物の種類や置かれている場所によっても水やりの頻度は異なるため、個別の植物の水やり要求を把握し、適切なケアを行いましょう。
夏は週に1、2回で冬は10日1回程度
先述とつながってきますが、季節によって水やり頻度を調整することが必要です。
夏など、暑く乾燥した環境下ではより頻繁に水分を補給する必要があります。
一方で、冬の寒い季節は植物の成長が遅くなり土も乾きづらくなるため、水やりの頻度を減らすことが必要です。
- 夏の暑い季節→植物が水分をより多く必要とするため、「週に1〜3回の水やり」が適切です。
- 冬の寒い季節→「10日に1回程度」の水やりで十分ですが、環境条件によって異なる場合もあり。
⚠︎あくまで目安の話で、全ての状況や植物に当てはまるわけではないの注意してください。
土壌の乾燥具合を確認し、植物が必要とする水分量を判断しましょう。
水やりは適度な湿度を保つために行うものであり、過湿にならないよう注意することも大切です。
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水やりチェッカーを活用する
夏の観葉植物の水やりに役立つツールとして、水やりチェッカーのSUSTEEもおすすめです。
水やりチェッカーは土壌の湿度を測定するための器具で、土壌の乾燥具合を把握することができます。
指や土壌の触感だけでは判断しづらい場合や、初心者の方や忙しくて忘れがちな方には特に便利です。
適切な湿度範囲を設定し、水やりチェッカーの色を確認することで、水やりのタイミングを把握することができます。
これにより、過剰な水やりや水不足を防ぎ、観葉植物の健康な成長をサポートすることにつながるでしょう。
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