そのまま水やりしてもいいの?観葉植物のマルチングの注意点を解説
「そのまま水やりしてもいいの?」という疑問に思うこともありますよね。
そんなマルチングの水やりなどの疑問を抱くあなたとって、この記事はぴったりな記事となるはずです。
本記事では、マルチングの水やりについてやマルチングの注意点について解説します。
筆者自身の経験則(資格も所有)と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。
観葉植物のマルチングにはそのまま水やりしてもいいのか
出典:Pexels
観葉植物のマルチングに水やりをするかどうか、疑問を抱く方は多いです。
そこで本項では、「観葉植物のマルチングに水やりしてもいいのか」などの疑問にお答えします。(下記題材)
- そもそもマルチングとは?
- 結論、そのまま水やりしてOK
- ココヤシファイバーがおすすめ
そもそもマルチングとは?
そもそもマルチングとは、観葉植物の鉢の上に敷き土の保護をするようなココヤシや木クズや石のことです。
主な目的は、土を保護して虫や雑草を防止したり、見た目を整える目的として使用されます。
また、マルチングは土を保護することで、鉢内の水分蒸発を遅らせる役割を果たします。
素材としてはココヤシファイバーやバークチップ、コルクの殻、軽石などが使われることが多いです。
マルチングは観葉植物の清潔さと室内の美しさを両立させるために、有効な要素です。
結論、そのまま水やりしてOK
いきなり結論ですが、観葉植物のマルチングには直接水やりしても問題ありません。
このようなマルチングは水を通しやすく、水やり時に水を吸収し、保持します。
ただし後術もしますが、マルチングを置くことで土の表面が見づらくなり、水やりのタイミングは難しくなります。
マルチングの下の土が湿っているか乾燥しているかを確認しながら、植物の水需要に合わせた管理を行うことが大切です。
ココヤシファイバーがおすすめ
ちなみにですが、ココヤシファイバーは観葉植物のマルチングにおすすめの素材です。
その理由は、ココヤシファイバーが優れた通気性を持ちつつ、土の保護もしっかりできるからです。
また、ココヤシファイバーは耐久性があり、腐りにくい性質もあります。
さらに、自然な風合いや見栄えの美しさも特徴で、ショップや商業施設で見かける観葉植物の大半にはココヤシファイバーが敷いてあるでしょう。
ココヤシファイバーのマルチングは植物の健康をサポートし、室内の美しい雰囲気を作り出すのに最適なのです。
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観葉植物のマルチングに関して注意するべきこと
出典:Pexels
観葉植物のマルチングは、土を保護する重要な要素ですが、同時にマルチングを置く際にはいくつかの注意点があります。
そこで本項では、観葉植物のマルチングを効果的に利用するための注意事項について解説します。(下記題材)
- 土の状態がわかりづらくなること
- 水やりのタイミングが難しくなること
- 乾燥を好む植物には合わないこと
- 通気性が悪くなり湿度は高くなること
土の状態がわかりづらくなること
観葉植物のマルチングを置く際に注意すべき点の一つは、土の状態がわかりづらくなることです。
マルチングが鉢の表面を覆うことで、土の色や湿度を見るのが難しくなります。
これによって、植物の水やりのタイミングや土壌の状態を正確に判断することが難しくなる可能性があります。
したがって、マルチングを使用する場合は、よく土を確認したり、工夫して水やりの頻度を検討する必要があ流というわけです。
水やりのタイミングが難しくなること
観葉植物のマルチングを置く際に注意すべき点は先述の通り、水やりのタイミングが難しくなることです。
土の表面が見えにくくなり、乾燥具合が把握しづらくなるため、土の確認に工夫が必要になります。
そこで、水やりチェッカーの利用をおすすめします。
水やりチェッカーは、土の状態を測定するための便利なツールであり、土の中に挿して色の変化で水やりを確認することができます。
これにより、正確な水やりのタイミングを把握し、植物に適切な水分を与えることができるというわけです。
水やりチェッカーがおすすめですが、直接指で確認したり、割り箸を使って確認するなど方法はたくさんあります。
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乾燥を好む植物には合わないこと
観葉植物のマルチングを置く際に注意すべき点は、乾燥を好む植物にはマルチングは適していないことです。
一部の植物は低湿度の環境を好む種類もあります。
そのため、マルチングが水分の蒸発を抑えることで湿度が高くなり、植物が好まない状態になる可能性があるというわけです。
植物の特性に合わせて、適切な環境を提供することも大事な要素でしょう。
通気性が悪くなり湿度は高くなること
観葉植物のマルチングを置く際に注意すべき点は、土を覆うことで通気性が低下し、湿度が高くなる可能性があることです。
マルチングは土壌の表面を覆い、水分の蒸発を抑える効果がありますが、同時に空気の流れを妨げることもあります。
これによって、土壌内の通気性が悪くなり、湿度が上昇する場合があります。
ですから、通気や排水性の高い土にしたり、風通しをよくしたりなど、湿度を下げる環境も考えるべきでしょう。
適切な通気性を確保することで、マルチングを敷いても植物の根や土壌が健康に保たれます。
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