観葉植物に土を足すのは問題ない?土が少ない場合に起こりうること

観葉植物に土を足すのは問題ない?土が少ない場合に起こりうること

「観葉植物に土を足すのは問題ない?」そんな疑問を抱く人は多いでしょう。

ですがむしろ、観葉植物に土が足りていない場合、問題を引き起こす可能性があるのです。

そこで本記事では、土壌の不足が観葉植物に及ぼす影響や、実際に土を足す際のポイントを解説します。

筆者自身の経験則(資格も所有)と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。

観葉植物に土を足すのは問題ないのか?

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出典:Pexels

「観葉植物に土を足すのは問題ないのか?」この疑問に答えるために、この問題に焦点を当ててみましょう。

本項では、観葉植物に土を足す際の疑問についてわかりやすく解説します。(下記題材)

  • 結論、土が減ったら足すべき
  • 途中で土を足す事は問題ない
  • 土が古い場合は植え替えも○

 

結論、土が減ったら足すべき

まず結論として、観葉植物に土を足すということは、土が減少している場合にやるべきこととして正しいです。

土壌は植物に栄養を供給し、根の安定性を提供します。

土が減ったり古くなったりなど、栄養が不足すると、成長が停滞し、健康が損なわれる可能性があるからです。

植物の成長が停滞したり、根詰まりのようなサインや、土の量の減少が見られる場合、新しい土を追加することは必要でしょう。

観葉植物の健康を維持するために、土壌の状態を定期的にチェックし、必要に応じて土を足すことは必要な管理です。

途中で土を足す事は問題ない

観葉植物に途中で土を足すこと自体、基本的に問題ありません。

植物が成長するにつれて、根が鉢を埋めつくしたり、土が減ったり土壌の栄養が枯渇することがあります。

の場合、新しい土を追加して根の健康と成長をサポートすることは必要なケアです。

新しい土を均等に分布させ、適切な水分を与えることで、観葉植物の健康を維持できます。

途中で土を足すことは、植物の状態を向上させ、美しく健康な観葉植物を育てるための有効な方法です。

土が古い場合は植え替えも○

一方で土が古い場合は、土を足すのではなく、植え替える必要がある場合もあります。

古い土壌は栄養が枯渇し、排水性が低下するため、植物の健康に悪影響を及ぼす可能性があるからです。

植え替えることにより、新鮮な土壌を提供し、足りない分も足す事ができ、根の健康と成長をサポートできます。

適切なタイミングで植え替えを行い、植物の健康を維持しましょう。

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観葉植物の土が少ない場合のリスクとは

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観葉植物を育てていると、土が減ってしまうことがありますが、土壌の少なさは植物にとって様々なリスクを伴います。

本項では、観葉植物の土壌が不足することで起こりうるリスクについて解説します。(下記題材)

  • 栄養が不足してしまう
  • 転倒してしまう可能性
  • 水切れを起こしやすい

 

栄養が不足してしまう

観葉植物の土が少ない場合、栄養が不足し、植物の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

十分な土壌がないと、植物は必要な栄養分を吸収できず、成長が遅れ、葉が黄色く変色したり弱っていきます。

人間で例えると、食事において、大きくなっても赤ちゃんの時と同じ量のままでは、栄養が足りないというのと同じです。

新鮮な土壌を提供することで、根が適切に栄養を吸収し、植物の健康と成長をサポートできます。

転倒してしまう可能性

観葉植物の土が少ない場合、鉢が安定しづらく、転倒するリスクが高まります。

十分な土壌がないと、鉢のバランスが崩れ、風や触れたりした際に転倒しやすくなります。

これは植物にダメージを与え、周囲のものにも損害を与える可能性があります。

物理的な安定性を保つためにも、適切な土壌量や鉢の大きさを確保しましょう。

水切れを起こしやすい

観葉植物の土が少ない場合、乾燥しやすくなり、水切れも起こりやすくなります。

不足した土壌では水分を保持しにくく、植物は乾燥するスピードも早いです。

これにより、気づかずに水切れをおこすと、葉がしおれたり、茶色く変色したり、枯れる可能性もあります。

適切な土壌量を保つことで、植物に安定的な水分供給を確保し、健康を維持しましょう。

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観葉植物に土を足すときのポイント

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観葉植物に土を足す際、ポイントを知っておくことが植物の健康と美しさを維持する鍵です。

そこで本項では、観葉植物に土を足す際のポイントや注意点も解説していきます。(下記題材)

  • 赤玉土や鹿沼土がおすすめ◎
  • 冬は土を足すと保温にもなる
  • 深植えにならないようにする
  • 根詰まり時は鉢を大きくする

 

赤玉土や鹿沼土がおすすめ◎

観葉植物に土を足す際、赤玉土や鹿沼土はおすすめの土材料です。

これらの土壌は通気性が良く、水を保持しやすい特性があり、多くの観葉植物にも適しています。

足す際に、これらは有機物が含まれていない土なので、虫も寄りにくく栄養も過多にならないのでおすすめです。

一般的には、これらの土をバランスよくミックスして、観葉植物の土として使われています。

また、植物の成長状態や環境条件に合わせて適切な土壌材料を選びましょう。

\足す用にバランスのいい土はこれ/

冬は土を足すと保温にもなる

冬に観葉植物に土を足すことは、保温にもつながり、冷害対策にもなります。

足された新しい土壌は植物の根を包み込み、保温効果を提供します。

冷たい季節には根が寒さに弱いこともあり、これにより植物がストレスを受ける可能性が高まるためいい手段です。

新しい土壌は根を保護し、温度を一定に保ち、植物の健康を維持します。

冬季の土壌ケアは、寒さから植物を保護し、健康を維持するのに役立ちます。

深植えにならないようにする

観葉植物に土を足す際、深植えにならないように注意が必要です。

新しい土を追加する際、根の深さに合わせて浅めに追加し、深植えにならないようにしましょう。

深く植え込むと、根が適切な酸素と水分にアクセスしにくくなり、植物の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

根の深さに合わせて土を均等に撒き、植物の根が適切に成長し、栄養を吸収できるように注意しましょう。

根詰まり時は鉢を大きくする

観葉植物が根詰まりを起こしている場合、新しい土を足す前に鉢を大きくして植え替えが必要です。

根詰まりが進行すると、根が窒息し、水分も吸収しづらくなり植物の成長に悪影響を及ぼします。

鉢を大きくして植え替えることで、根に新しい空間を提供し、健康的な成長を改めてサポートします。

植物を大きくしない場合、根を切って整えることもできますが、植物への影響を最小限に抑えるため、注意深く行う必要があります。

根詰まりも放置せず、適切な対策を取ることが観葉植物の健康を維持する鍵です。

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