なぜ枯れる?観葉植物の復活は可能なのか?原因や復活談を解説
家のインテリアとして観葉植物を飾るのは、普段の生活の中に自然を取り入れる素敵な方法です。
しかし、観葉植物は時に枯れてしまうこともあるのは、残念ながら現実です。
そんな時には、枯れた観葉植物は復活できるのでしょうか?
本記事では、実際に復活した観葉植物の事例を参考に、観葉植物の枯れる理由と復活についてご紹介します。
筆者自身の経験則(資格も所有)と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。
観葉植物が枯れる寸前から復活した経験談
観葉植物を飾るのは美しく癒しの存在がですが、枯れてしまうことも残念ながらあります。
そこで本項では、実際に観葉植物が枯れてしまいそうな状態から復活した体験談を紹介します。
- 日光浴による復活
- 植え替えによる復活
- 水耕栽培による復活
日光浴による復活
一般的に観葉植物が枯れる場合、水分不足、過剰な水分、適切でない土壌など、様々な原因にがあります。
ですが、これらの問題は、観葉植物が適切に日光浴を行うことで、解決に繋がることもあります。
実際に筆者の育てている、シェフレラは性質的に太陽を好む植物ですが、季節の変わり目で夏は日当たりが良かったところが秋になり日当たりが悪くなっていました。
そこで、もう少し長い時間日に当たるような場所を探して、置き直すと、見事に元気がなくなり枯れかけていたシェフラが復活したのです。
枯れた観葉植物を復活させるには、まずは日光浴に適した生育環境に植物を置く必要があるということです。
観葉植物が復活するまでの期間は、その植物の種類や原因によって異なるため、十分な時間をかけて様子を見ることが大切です。
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植え替えによる復活
続いて次の事例は、新しい土への植え替えが復活につながることがあるということについてです。
古く悪い土壌は、栄養素の不足・水はけが悪い、根腐れ、根詰まりなどが枯れる大きな原因となる場合があります。
これらは、新鮮な土に植え替えることによって、問題を改善し、観葉植物を復活させることにつながります。
実際に、筆者の3年目を迎えていたモンステラは年を追うごとに成長が鈍化していき、ついには枯れかけた状態になりました。
こちらも、適正な配合の土を調べて新鮮な土に植え替えたところ、見事に復活したのです。
新しい土壌には、植物に必要な栄養素が含まれているため、観葉植物が改めて健康的な状態に復活を見せてくれるケースもあります。
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水耕栽培による復活
枯れた観葉植物を復活させるもう一つの選択肢として、水耕栽培があります。
水耕栽培とは、土を使わずに水だけで根を育てる方法で、水中に含まれる栄養分を利用して観葉植物を育てることができます。
これによる、根腐れなどの土壌による問題を回避できるため、枯れた観葉植物を復活させることができる植物もあります。
一番多くありそうなケースと植物として、ポトスがあり、実際に筆者の枯れそうなポトスも一部剪定して、水耕栽培にしたところ新しい芽を出すことができました。
その後、新しい鉢に植え替え、育てることで復活しました。
根が水に浸かることで、水中から必要な栄養分を吸収し、改めて成長することができるでしょう。
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観葉植物が枯れる主な原因とは?
観葉植物は美しい存在ですが、枯れる原因を知らないと、お気に入りの植物を失ってしまうかもしれません。
そこで本項では、観葉植物が枯れる原因についてわかりやすく解説していきます。(下記題材)
- 水の過不足によって枯れる
- 日光や風通しが悪く枯れる
- 急激な環境の変化で枯れる
- 土壌の状態が悪くて枯れる
- 過剰な肥料が原因で枯れる
- 病気や害虫によって枯れる
水の過不足によって枯れる
観葉植物が枯れる主な原因は、水の過不足です。
過剰な水やりで酸欠や根腐れをおこしたり、栄養の吸収が阻害され、枯れる可能性があります。
一方で、水が足りないと根が乾燥し水切れをおこし、植物が水を吸収できなくなります。
適切な水量と頻度を保つことが重要で、植物の種類や季節に合わせた管理が必要ということです。
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日光や風通しが悪く枯れる
観葉植物が枯れる主な原因は、適切な日光や風通しの不足です。
植物は光合成で生きるため、十分な日光を受ける絶対的に必要とします。
また、風通しの悪いと湿度の上昇を引き起こし、これが植物に悪影響を与え、根腐れなどにもつながります。
日当たりや風通しのいい場所選びは重要で、適切な環境条件を確保することが健康につながります。
あわせて読みたい→観葉植物の日光に関する窓際の問題を解決!状況別の対処法とは?
急激な環境の変化で枯れる
観葉植物は、急激な環境の変化に適応できずに枯れることがあります。
温度、湿度、日光量などの急激な変動は植物にストレスをかけ、生育に支障をきたします。
したがって、春から夏や秋から冬などの急な環境の変化には注意しましょう。
植物を新しい環境に慣らすため、ゆっくりと変化させることが大切なのです。
土壌の状態が悪くて枯れる
観葉植物は、土壌の状態が悪いと枯れることがあります。
不適切な通気性、過度な湿り気、または栄養不足が植物の根に影響を与え、正常な成長を妨げるでしょう。
また枯れる原因として、非常に多い根腐れや根詰まりも、土壌環境の悪さが大きな要因となります。
健康な土壌の維持には、通気性を確保し、適切な水やりと栄養補給など環境を整えることが重要です。(定期的に植え替えもしましょう)
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過剰な肥料が原因で枯れる
観葉植物は、過剰な肥料で枯れることがあります。
過剰すぎる栄養は根に浸透圧という負担をかけ、根の損傷や肥料やけを引き起こす可能性があります。
植物には適切な栄養が必要ですが、過度な肥料は逆効果となり、植物の健康を損ねるため注意しましょう。
適切な肥料の使用量と頻度を守ることが重要ということです。
あわせて読みたい→観葉植物の肥料のあげすぎはやばい?肥料やけについて詳しく解説!
病気や害虫によって枯れる
観葉植物は、病気や害虫に侵されると、枯れることがあります。
病原菌や害虫によって根や葉が損傷され、栄養吸収が阻害されるためです。
予防策として、植物の健康状態を定期的に確認し、早期発見と対処が大切でしょう。
適切な防除方法や病害虫に強い品種の選定も役立ちます。
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