観葉植物は酸素で空気をよくする効果がある?置くといい植物も紹介!
快適な居住環境を作り上げるために、観葉植物が果たす空気をよくする役割をご存知でしょうか。
ですが、植物が酸素を放出し、空気をよくするというのはイマイチぴんとこないかもしれません。
そこで本記事では、観葉植物が酸素により空気をなぜよくするのか?また、それにおすすめの植物も解説します。
筆者自身の経験則(資格も所有)と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。
観葉植物は酸素で空気をよくする効果がある?
出典:Pexels
観葉植物は酸素の放出や二酸化炭素の吸収により、室内の空気質を向上させることが知られています。
本項では、植物の酸素や空気に関する、その仕組みや効果について解説していきます。(下記題材)
- 光合成で酸素を放出
- 蒸散で水蒸気がでる
- 湿度をあげる効果も
- 微細な浮遊物の吸着
光合成で酸素を放出
観葉植物は光合成というプロセスで、日光を受け二酸化炭素を吸収し、水と光のエネルギーを使ってデンプンを作り、酸素を放出する。
これらの過程で酸素が副産物として放出され、空気の清浄につながるというわけです。
この酸素は、室内の空気中に供給され、酸素濃度がわずかに増えることで空気の質が向上します。
つまり、観葉植物が室内に酸素を放出することによって、室内の空気がより新鮮になり、快適な環境を促進する効果があるといえるのです。
蒸散で水蒸気がでる
観葉植物は葉から水分を蒸散(蒸発と拡散の組み合わせ)させる過程を通じて、室内の湿度を上昇させます。
この湿度の上昇は、乾燥した室内の空気を適度な湿り気に保つ助けになります。
水蒸気が周囲に放出されることで、乾燥による障害が軽減されるだけでなく、鼻やのどの乾燥による不快感も減少にもつながるでしょう。(劇的にとはいえませんが…)
微力かもしれませんが、これらの効果により快適な空気環境が促進されるのです。
湿度をあげる効果も
観葉植物は酸素を放出するだけでなく、水蒸気を葉から蒸散させて湿度を上昇させる効果もあります。
葉から発散される水蒸気は室内の湿度を調整し、適切な湿度を保つ役割を果たします。
乾燥した空気は、観葉植物による湿度の上昇はこれを軽減させるでしょう。
湿度の調節によって、室内環境が快適で健康的に保たれる一方で、観葉植物の美しい姿も楽しむことができます。
微細な浮遊物の吸着
観葉植物は、葉表面に微細な浮遊物やほこりなどを吸着する性質を持っています。
これによって、室内の空気中から不純物が少し取り除かれます。
観葉植物の葉が浮遊物を吸着することで、室内の空気は清潔に保たれ、アレルギー源や有害物質の影響を軽減する効果も期待できるでしょう。
このプロセスは観葉植物を通じて室内環境をクリーンに保ち、快適な居住空間を提供する一助となるのです。
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酸素や空気などにいい効果が期待できる観葉植物
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酸素や空気質の向上に貢献する観葉植物は、室内の空気を清新で快適なものに変える効果が期待されています。
そこで本項では、実際におすすめな植物を5つ紹介し、それぞれ特徴やおすすめポイント、育て方などを解説します。
- サンスベリア
- ポトス
- ベンジャミン
- ドラセナ
- アロエ
サンスベリア
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サンスベリアは酸素や空気の質を向上させる効果が期待される、スタイリッシュな観葉植物です。
特徴は、夜間でも酸素を放出し、昼間には空気中の二酸化炭素を吸収すること。
また、有害な物質を吸着し、浄化する能力があります。
育て方は簡単で、日光を好むが日陰でも育つため、明るい場所が適切で、土が乾いたら適度に水を与え、過剰な水や肥料は避けましょう。
忙しい人や初心者にもおすすめの観葉植物で、室内環境の改善と癒しを提供してくれるでしょう。
ポトス
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ポトスは、室内の酸素や空気質の改善に役立つ、見た目もかわいい観葉植物です。
その特徴は、葉から水蒸気を発散させて湿度を上昇させ、室内の空気を快適に保つこと。
また、ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸収し浄化する働きがあります。
育て方は容易で、明るい場所が適していますが、直射日光は避け、土が乾いたら適度に水やりし、肥料は成長期に与えます。
吊り下げなど様々なスタイルで楽しめるため、インテリアにも室内空間の美化にも適しているでしょう。
ベンジャミン
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ベンジャミンは、室内の酸素と空気質向上にも寄与し、長年不動の人気を誇る観葉植物です。
葉から二酸化炭素を吸収し酸素を放出する特徴があり、空気浄化に貢献します。
ベンジャミンはまた、ホルムアルデヒドやキシレンなどの有害物質を取り込むことで室内環境を改善します。
育て方は、明るい間接光が好ましく、過剰な直射日光を避け、土が乾いたら適度に水やりし、冬季は少なめに。剪定で樹形を整え、健康的な成長を促進できます。
その美しい葉は室内のアクセントとしても素晴らしく、快適な空気と視覚的な魅力を提供するでしょう。
ドラセナ
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ドラセナは、酸素や空気質の向上に寄与する、南国感のある優れた観葉植物です。
葉を通じて二酸化炭素を吸収し、酸素を放出する特性を持ち、室内の空気浄化に貢献します。
また、ホルムアルデヒドやベンゼンなどの有害物質を浄化する力もあります。
ドラセナは育てやすく、明るい間接光を好むため、窓辺や明るい部屋が適していて、土の乾燥を確認してから適度に水やりし、冬季は水を控えめに。
さまざまな品種もあり、室内のデザインに馴染み、健康的な空気環境と美しさを提供するでしょう。
アロエ
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アロエは、酸素と空気質の向上に寄与する、見た目も個性的で素晴らしい観葉植物です。
夜間でも酸素を放出し、昼間には空気中の有害な物質を吸収する特徴があります。
また、アロエゲルと呼ばれるゼリー状の部分は優れた保湿効果を持ち、乾燥肌のケアにも利用されているのは有名な話。(それは専用の商品を購入しましょう)
アロエは育てやすく、明るい場所を好みますが、強い直射日光は避けて管理し、土が乾いたら水やりし、過剰な水は避けます。
アロエは抵抗力が強く、初心者にもおすすめで、簡単な管理で空気浄化と美しいインテリアとして活躍するでしょう。
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