観葉植物は部屋になぜ置くの?その効果やメリットとデメリットを解説
『観葉植物と出会って良かった』実際に僕自身、何十個も観葉植物を育てていてよく感じていることです。
一方で…大変だったこと、枯らしてしまったこと、引っ越し、など、もちろんメリットもたくさんありますが、デメリットを感じたこともあります。
そこで本記事では、観葉植物を部屋に置くことの、メリットやデメリットについて解説していきます。
筆者自身の経験則(資格も所有)と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。
観葉植物を部屋になぜ置く?その効果やメリット
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部屋に観葉植物をなぜ置くのか?それは単なる飾るだけではない、心地よい空間を作り上げる秘訣でもあります。
そこで本項では、観葉植物が部屋にもたらす効果やそのメリットについて解説していきます。(下記題材)
- リラックス効果があり癒やしになる
- 眼精疲労など目にいい効果もある
- インテリアになり部屋が豊かになる
- 部屋のマイナスイオンが増える
- 空気の清浄化につながる
- 育てる楽しさがあり趣味にもなる
リラックス効果があり癒やしになる
たまには山や川、海に行きたいと感じたり自然に触れたいと思うこともあるでしょう。
家の中で植物を置くことで自然が連想させられるので、自然がもたらすようなリラックス効果が期待できます。
植物によってテイストも色々あるのでリゾート感を演出できたり、カフェのような落ち着くような雰囲気を演出できたり、自分の好みの空間を作ることもできるのです。
あわせて読みたい→観葉植物が与える心理的効果とは?科学的根拠もあるその理由
眼精疲労など目にいい効果もある
緑色は目に優しいイメージありますせんか?
実際に実験などでも証明されており、緑色には視覚疲労に効果があると言われております。
長時間みていても疲れない色が緑。
また、植物があることによって湿度調整にも繋がり、ドライアイの軽減にもつながるそうです。
あわせて読みたい→観葉植物には健康効果がある?明らかになっている研究と根拠とは
インテリアになり部屋が豊かになる
企業や商業施設の中でも観葉植物はよく目にすると思います。
そうやっておしゃれな空間の演出に、活用されることもたくさんある。
自宅においても、リゾート感のある暮らし・ナチュラルな優しい暮らし・緑いっぱいの癒し空間など。
インテリア性が高いのも観葉植物の魅力です。
また、単におしゃれなだけではない活用事例もあります。
目隠し要素・仕切り要素・モザイク要素などの活用の仕方もありインテリアとして幅広いメリットが考えられます。
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部屋のマイナスイオンが増える
植物は呼吸することで、有害物質を吸収して酸素を吐き出すと言われています。
マイナスイオンは健康にいいとされており、観葉植物からはマイナスイオンが放出される。
マイナスイオンには…血行促進・イライラの抑制・カビやホルモアルデヒトの吸着・空気の除菌・消臭効果などあります。
空気の清浄化につながる
日常生活において排出される有害物質。
例えば、建築物や家具からでるホルムアルデヒドなど。
そういった有害物質を吸収して、酸素を作り出し空気の清浄化も期待できるのが観葉植物です。
実際に1989年にNASAの研究により空気清浄化に繋がるということを実証されている植物もあります。
植物は光合成を行って二酸化炭素を吸い、酸素をを作り出す性質がある。
置いておくだけでも部屋に新鮮な酸素が満たされていく状態になります。
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育てる楽しさがあり趣味にもなる
これは実際に、僕自身いろんな植物を育てていてシンプルに楽しさは感じています。
新しい芽がでているのを見つけたり、元気がないことに気づいたり、水を上げると1時間後くらいには葉っぱがピンと元気になっていたり、園芸として植物を育てる豊かさはかなりあります。
実際にコロナ禍で自然や、家中需要も高まり園芸を趣味にする人も急増しています。
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観葉植物を部屋に置くデメリット
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- 忙しいと管理できず枯らすともったいない
- 生長が早いと剪定が必要で大変
- 引っ越しの際、コストと作業が増える
- 虫の発生や根腐れやカビなどの注意も必要
- 環境やペットなど相性の合わない場合もある
忙しいと管理できず枯らすともったいない
僕自身も経験したことはあることで、せっかく購入した観葉植物も枯れてしまうとやはりショックな気持ちになります。
金銭的にももったいないことです。
枯らさないためのポイントとして、よく観察してあげることです。
枯らしてしまうタイミングは、忙しさなどで放置してしまい水不足になったり。
忙しさから作業的になって水をあげすぎてしまったり。そんなケースが多いです。
植物は枯れるまでに必ずサインを出しているのです。そこをよく見てあげましょう。
生長が早いと剪定が必要で大変
植物によっては、生長しやすくてどんどん茎が伸びたり、葉っぱが増えたりします。
もちろん見栄えの面でも剪定(樹木を切ったり、形を整えること)は必要です。
それ以外でも、育てていく面でも大事なことです。
増えすぎると風通しが悪くなり、腐ったり生長の妨げにもなるからです。
引っ越しの際、コストと作業が増える
僕自身も一度引っ越しを経験しています。
そもそも、植物を受け付けていない引っ越し業者もいます。
季節や距離によっては枯れてしまう可能性もあるからです。
別途で業者に依頼すると多くコストがかかったりもします。
僕は、根っこを守るために大半の茎は剪定したり、栄養剤を使ったりして対応しました。
梱包自体は縦長にして箱にいれるだけなので難しくないと思います。
虫の発生や根腐れやカビなどの注意も必要
通気性が悪い環境だったり、水が多すぎると根腐れや土カビの原因になります。
日当たりの悪いところもカビが好む環境でもあります。
定期的な空気の入れ替えや、水やりの頻度などの確認は必要です。
ただ、もし土カビができてもカビ部分の土を取り出しアルコールで対応できますし、難しくはありません。
環境やペットなど相性の合わない場合もある
ペットにとって毒性をもつ観葉植物もあります。届かない場所を見つけたり。
それが難しければ、あらかじめ毒性も調べたうえで購入する必要があります。
またサイズや形状、植物の特徴なども確認は必要になることもあります。
そもそも置ける場所があるのか。生長環境的にもその場所で問題ないのか。
ベストなのは、こうやってネット記事などで調べたうえで購入することです。
買ってから対応することが可能であれば、それも問題はないと思います。
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観葉植物を部屋に置く前の3つの注意点(体験談)
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- 最終的にどうしたいのか考えておく
- 育て方・育てやすさなど調べる
- できる限り環境を整えてあげること
①最終的にどうしたいのか考えておく
こちらに関しては、持ち家が賃貸なのかでも結構変わってくるかもしれません。
体験談として、僕は賃貸でオーガスタっていう2メートルほどの大型植物を購入しました。
(ほとんど思いつきと衝動買い)
長いこと今の家に住むつもりだったので、当時はどんどん観葉植物を増やして緑いっぱいにしたいと考えていました。
ですが結局は状況が変わり引っ越すことになり、大型の植物を梱包するのは少し大変でした。
また、量も多くなるとそれなりに引っ越し時に労力は必要になってきます。
引っ越しの際に枯れてしまう可能性ももちろんあります。
観葉植物を購入したい!と思っているあなたの水を差すようで申し訳ないですが、経験談として長い目を見て植物を増やしていくことをおすすめしたいです。
・引っ越し時に量が多かったり、大型植物などあれば少し手間があるということ。
・長年育てていくと、生長して根詰まりを起こすので植え替えが必要になってくること。
そういったことも後々ついてくるということも、あえて伝えておきたい。
いい部分を伝えるのは簡単ですが、手間もあるのが正直なところです。最終的に枯らしたり、捨てるというのも悲しいことです。
②育て方・育てやすさなど調べる
ある程度時間に余裕があったり、元々マメな方は問題ないかもしれませんが、植物によってはデリケートな植物います。
自分の用意できる環境がもし限度が決まっているのであれば、それでも問題なさそうな植物を選ぶべきです。
何度もお伝えしていますが、枯らしてしまうのはあなたにとって、もったいないことですし悲しいことですから。
ただ観葉植物自体、種類は本当にたくさんあるので自分のライフスタイルに合う観葉植物は必ずあります。
ここは断言します。
調べ方としては本を購入して勉強したり、こうやってネット記事で調べたりという部分が主流だと思います。
こちらのAND PLANTSというオンラインストアでは7個の質問に答えるだけで、自分に合った植物がわかるという便利なサイトもあります。
おすすめはこちら→ パーソナル診断で自分に合う観葉植物が見つかるオンラインストア【AND PLANTS】
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③できる限り環境を整えてあげること
植物は元々、自然の中に生息してます。どんな植物にも生息地があります。
これは育てる時の本質で元々の生息していた地がベストな環境ということ。
例えば、元々は外に生息する植物で外ということは風はふいていますよね?
屋内で適度に風を当ててあげて風通しをよくしないと、植物の種類にもよりますが、湿った状態などが続けば根っこが腐ってしまったり。なんてこともあり得ます。
環境に適応する合図として、自宅に置いた植物に新芽がでて生長するということは植物が環境に適応したということ。
植物の環境を整えるということは、その植物のことを知ることであり先述の調べるということというわけです。
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