意外と抜けがち?観葉植物のお手入れ7選!剪定のコツなども解説
観葉植物のお手入れは、見た目の美しさや健康状態を維持するために重要なことです。
ですが、意外と抜けがちなポイントや手が回りづらい部分もあります。
そこで本記事では、観葉植物に必要なお手入れ7選と、軽視されがちな剪定のコツについても解説します。
筆者自身の経験則(資格も所有)と、読了書籍などの情報を絡めてお伝えしますので、参考にしてください。
観葉植物に必要なお手入れ7選!
出典:Pexels
観葉植物は、美しい緑の葉でインテリアを彩りますが、その魅力を楽しむためには適切なお手入れが必要です。
そこで本項では、観葉植物に必要なお手入れ7選をご紹介します。(下記題材)
- 「水やりと葉水」
- 「日当たりの確保」
- 「風通しを確保」
- 「葉や枝の剪定」
- 「葉っぱの汚れ」
- 「土管理と植え替え」
- 「病気や害虫の予防」
「水やりと葉水」
観葉植物のお手入れで重要なポイントは、「水やりと葉水」をすることです。
水やりは、植物の生命線なのは誰もが知っていることですが、過不足なく与えることが大切です。
水やりのポイントは、土を指で触れて「しっかり乾いていたらたっぷりと水を与えること」。
また葉水は、葉に水をかけることで湿度を保ち、葉の美しさや光合成をサポートします。
適切な水やりと葉水は観葉植物の健康と成長に欠かせない手入れです。
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「日当たりの確保」
観葉植物のお手入れで重要なポイントは、「日当たりの確保」をすることです。
多くの観葉植物はレースカーテン越しの明るい間接光を好み、直射日光は一部の植物にとって有害な場合があります。
それぞれの家での、適切な場所を選んで日光を調節し健康な成長を促進しましょう。
また、十分な明るさがない場合は、光合成が阻害されるため人工照明を利用する場合もあります。
適切な日当たりは観葉植物の美しい姿と健康な状態を保つために不可欠です。
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「風通しを確保」
観葉植物のお手入れで重要なポイントは、「風通しを確保」してあげることです。
植物は新鮮な空気を必要とし、風通しの良い環境が成長を促進します。
室内に置く場合は、窓を開けて常に換気を行ったり、扇風機を使って空気を循環させたりすると良いでしょう。
また、植物同士が密集して配置されないように注意し、葉同士が触れ合わないように配置すると風通しを確保できます。
風通しの良い環境は観葉植物の健康維持に役立つため、必要なお手入れのひとつです。
「葉や枝の剪定」
「葉や枝の剪定」をすることも、観葉植物のお手入れで重要なことです。
成長が遅れた古い葉や枯れた枝をカットすることで、植物のエネルギーを節約し健康な成長を促進します。
成長点を傷つけないように注意し、均等な形を保つために必要な部分を適度にカットしましょう。(コツは後術)
また、剪定は春から夏の成長期に行い、適切な道具を使い、剪定した部分は適切に処理します。
これにより、観葉植物は健康で美しい姿を保つことへとつながるのです。
「葉っぱの汚れを拭く」
「葉っぱの汚れを拭く」ことは観葉植物のお手入れとして必要な要素です。
葉はほこりや汚れがつきやすく、それが光合成を妨げたり病気の原因になることがあります。
定期的に柔らかい布やスポンジを湿らせて葉を拭いたり、葉水をしたり葉の表面をきれいに保ちましょう。
優しく拭くことで葉を傷つけずに汚れを取り除くことができます。
葉っぱをほこりや汚れのない状態に維持することで、光合成を助け良いお手入れとなるはずです。
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「土管理と植え替え」
「土管理と植え替え」なども、観葉植物のお手入れとしてかなり重要なことです。
土壌は植物が育つうえでの土台になるので、不調など原因に関係することも多く、大切な要素です。
土壌が栄養不足にならないように、肥料や栄養剤を与えたり、環境整備として湿度管理なども重要になります。
また、植物が根腐れや根詰まりにならないように適宜植え替えを行い、新鮮な土を提供することも必要です。
これらにより、植物は健康的に成長し、長く楽しむことにつながります。
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「病気や害虫の予防」
「病気や害虫の予防」は観葉植物のお手入れの重要な要素です。
定期的な観察で異常を早期に発見し、病気や害虫の予防対策を行います。
土の状態を管理することや、葉っぱの手入れ、風通し、湿度など先述したお手入れが病気や害虫の予防にもなります。
清潔な環境と適切なケアや基本的なお手入れが、病気や害虫の発生を防ぐ1番のポイントなのです。
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観葉植物の剪定に関するお手入れのコツとは
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観葉植物の剪定は、美しい姿と健康のために重要ですが、軽視されがちなお手入れです。
そこで本項では、観葉植物の剪定に必要なコツについて解説します。(下記題材)
- 成長点を考慮する
- 成長期に剪定する
- 均等な形に整える
- 古い葉や枝を切る
- 枝の本数を間引く
成長点を考慮する
観葉植物の剪定において重要なコツの一つは、「成長点を考慮すること」です。
成長点とは新しい枝や葉が生える場所であり、植物の成長に欠かせない部分です。
剪定時に成長点を傷つけてしまうと、新しい成長が阻害されてしまいます。
剪定する際は、成長点を残すように注意深く行いましょう。
健康な成長を促すために、成長点を無理なく残しつつ、不要な枝や葉を適切にカットすることが大切なのです。
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成長期に剪定する
観葉植物の剪定において重要なコツの一つは、「成長期に剪定すること」です。
観葉植物の成長期は一般的に春から夏にかけてです。(落葉樹などは、逆に冬に剪定したりもします)
この成長期に剪定することで、植物はより早く新しい枝や葉を生えさせることができるため、適しています。
成長期以外の時期に剪定すると、新しい成長を妨げる可能性があるため、適切なタイミングで剪定することが大切です。
観葉植物は成長期に剪定することで、健康な成長を促進し、観葉植物の美しい姿の維持につながります。
均等な形に整える
観葉植物の剪定におけるコツの一つは、「均等な形に整えること」です。
剪定時には、成長が偏ったり密集した葉を避け、植物の全体的な形を整えるようにします。
不要な枝や葉を適度にカットすることで、植物のエネルギーをバランスよく分配し、美しい均等な姿を保ちます。
均等な形に整えることで、観葉植物は見栄えが良くなり、健康的な成長にもつながるでしょう。
古い葉や枝を切る
観葉植物の剪定におけるコツの一つは、「古い葉や枝を切ること」です。
成長が遅れたり黄ばんだりした古い葉や、枯れた枝は植物のエネルギーを消耗し成長を妨げます。
剪定でこれらの部分を根元からカットすることで、植物の健康な成長を促進します。
古くなった葉や枝を切ることで、観葉植物は美しく健康な姿の維持につながります。
枝の本数を間引く
観葉植物の剪定におけるコツの一つは、「枝の本数を間引くこと」です。
密集した枝は風通しが悪くなり、光が行き届かないことで健康に影響を及ぼすことがあります。
剪定で不要な枝を適度に間引くことで、植物のエネルギーを健康な成長に集中させます。
ただし、必要以上に間引き過ぎないように注意し、植物のバランスを保つことも大切です。
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